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「大麻合法化にカジノ」HYBEとの“買収戦”で揺れるSM、代表が創設者の急な“植樹”のウラを衝撃暴露

  • 2023.2.16

SM代表理事のイ・ソンスは自身の個人チャンネルで声明を発表した。「SMが今、どのようにこの状況に至ったのか詳しく説明したい」と切り出した。

イ・ソンスは「ある瞬間からイ・スマンは突然植樹を強調し、これを連係させたK-POPフェスティバルを各国に開かなければならないと主張した。この植樹プロジェクトは持続可能性というESGを標榜したメッセージと、新たな市場開拓および文化交流を語っているが、裏にはイ・スマンの不動産事業権と関連した欲望がある」と明らかにした。

先立ってイ・スマンは今年1月1日、SMの公式チャンネルを通じて公開された「SM持続可能性フォーラム」(SM Sustainability Forum)の映像で、“植樹”キャンペーンについて言及している。ここでイ・スマンは、K-POPが中心となり、モンゴル、サウジアラビアなど砂漠がある地域に植樹し、地球の持続可能性を実現しようと主張したのだ。

植樹強調の裏には…

 

これに対してイ・ソンスは「より深刻なのは、イ・スマンが主張するK-POPフェスティバル、ミュージックシティ建設がカジノと連結されていること」とし、「イ・スマンという、全世界の10代と20代に最も大きな影響を及ぼしているK-POP創始者がカジノを主張するとは。さらに、イ・スマンは多くの観光客がカジノとフェスティバルをより一層楽しめるよう、“大麻合法”云々を言い出し、多くの人が聞いて目撃して止めた」と暴露している。

ほかにもイ・ソンスは、SMの人気ガールズグループaespaのカムバックスケジュールが延期された原因も、やはりイ・スマンの植樹プロジェクトから始まったと主張。

(写真提供=SMエンターテインメント)イ・ソンス

「(aespaのカムバックスケジュールが滞った)本当の理由は植樹、すなわちイ・スマンの不動産事業と連結された変な欲、固執、そしてここから出てくるプロデュースにあった」とし、「昨年からイ・スマンは植樹を掲げたK-POPフェスティバルなどを持続的に唱え、色々な国に植樹キャンペーンをすると、突然、持続可能性を強調してきた。イ・スマンはA&Rチーム、そしてユ・ヨンジン理事に今後、SMから出るすべての主要な重要な曲には、歌詞に「植樹、持続可能性(Sustainability)、ESG」を投影するよう指示した」とも明かしている。

「aespaも泣きそうになった」

 

続けて「念入りに作った世界観が目を引くaespaにも、全く似合わない植樹を投影した歌詞を入れた歌を歌うことを指示した。歌詞の一部には「ジャスト・サステイナビリティ(Just sustainability)、1℃でも下げる、共生、グリニズム(Greenism)などのような(環境に関する)単語が所々に入っている。実際、初期段階の歌詞には直接的に植樹という単語まで登場したことで、aespaのメンバーたちは悲しみ、泣きそうになったりもした」と話す。

このようなイ・スマンの指示に、A&Rチームをはじめとするすべての部署職員は、既存の世界観に「植樹」というキーワードを連結しなければならなかったという。

これに対してイ・ソンスは「このようなとんでもない指示によって、誰も共感できないコンテンツが出てくることになった。私たち共同代表は、aespaのために今回の曲の発売を取り消さなければならないと決定した。このようにしてaespaのカムバックは後回しになった」と説明している。

なおSMは最近、BTSも所属する業界最大手のHYBEが、創設者で前総括プロデューサーのイ・スマンの持株を買収し、SMの筆頭株主になったことで、K-POP界を驚かせた。

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