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【千歳烏山】幸せの青い卵「アローカナ」を購入できる養鶏場、吉実園。

  • 2023.2.16

皆さんこんにちは。フードスタイリストのMinaです。

欧米のSNSでは、4月のイースターに向けて卵料理の投稿が増えてきましたが、時々、殻がキレイなブルーの卵を見かけることってありますよね。

実は、青い卵を産む鶏がいて「アローカナ」という鶏もその1品種です。

殻が天然に青い色で珍しいことから「幸せの青い卵」などとも呼ばれています。

私はフードスタイリングの仕事をしていますが、青い卵のスタイリング案があり、探したところ、アローカナを生産している農家さんが世田谷にあることを知りました。

先日も買いに行きましたので、情報シェアしたいと思います。

場所は世田谷住宅街!青い卵を生産しているのは「吉実園」さんです。
出典:リビング東京Web

京王線、千歳烏山駅から徒歩13分ぐらい。 広々とした住宅街に、突如として養鶏所が出現します。

鶏がたーくさん!元気に走り回っています。 ここが東京の住宅街なんて信じられないですね。

出典:リビング東京Web

養鶏所の道を挟んで反対側に「吉実園」と書いた大きな石があります。 こちらが「吉実園」さん販売所となります。

出典:リビング東京Web

この日も、朝から近所の人が自転車を停めて次々と買いに来てました。

アローカナの大寒卵を買いました。
出典:リビング東京Web

入り口に入ると販売機があります。 ロッカーに入る大きさのお野菜と一緒に、青い卵アローカナも買うことができます。 6個で500円。普通の卵と比べるとややお高めです。

この日は、私は大寒卵(大寒の日に生まれた卵で縁起物)をあらかじめ農園にお電話をして取っておいてもらいました。 このようなオーダー品は、奥の母屋に取りに行ってお会計をします。 お支払いは、現金のみです。

アローカナ卵って?なぜ青い?
出典:リビング東京Web

この青い殻の色、とっても綺麗でミステリアスですね〜。 そして、大きさが不揃いで、殻に少々汚れがついているのも農場直売ならでは。

そもそも、アローカナとは、南米チリ原産の鶏の名前です。

「オオシアン」という胆汁成分が、青い卵になるのだそうです。

アローカナの卵が希少なのは、青い卵を産むという珍しさだけではなく、品種改良されていない鶏なので、たくさん卵を産むことができないというのも理由だそうです。

鶏自体が、無理のない状態で産んでいるオーガニックな卵なのです。

プロも絶賛。濃厚な美味しい卵です。
出典:リビング東京Web

吉実園さんのアローカナは、有精卵です。

平飼い卵と比べてみました。 それでも、アローカナの方が、黄身の色が濃いのが分かりますね。

実際、レシチンなどの栄養価も普通の鶏卵よりも高いとか。

お味ももちろんとっても美味しい! 農場直売の新鮮な卵ということもありますが、卵特有の臭みがなく、黄身の濃厚な味わいを存分に楽しめます。

私のお料理の先生であるアメリカ人の元シェフにも、このアローカナをお裾分けしたのですが、フレッシュで臭みもなく、非常に美味しい!と絶賛でした。

他のお野菜もとっても新鮮!
出典:リビング東京Web
出典:リビング東京Web

「吉実園」さんは、養鶏所だけでなくお野菜や切り花なども生産している複合農家さんです。 元々は造園業だったそう。

私がアローカナの大寒卵を購入しているのを、親方が近くでニコニコして見ておられました。 たまにメディアにも出ておられますよ。

出典:リビング東京Web

うちのペットのアヒルがウロウロしてるかも〜、と。 いたいた!かわいい〜。なんとものどかです。

この日は、大きくてまだ土のついた大根がドーン!と並んでいました。 ロッカーの中には、レモンやケールもあり、こちらも購入してしまいました。 小銭は多めに用意して行くことをお勧めします。

吉実園さんは、アローカナの全国発送はされません!
出典:リビング東京Web

良く聞かれるのですが、吉実園さんのアローカナ卵は全国発送されませんので、直接買いに行っていただくしかありません。

また、アローカナは数も少なく、すぐに売り切れますので、朝早く農園さんに行かれるか、予約をされて取りに行かれることを強くお勧めします。

以上、幸せの青い卵、アローカナの買える農園「吉実園」さんのレポートでした。

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