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「私、絶対に騙されてる…」彼からベタ褒めの嵐!結婚詐欺を疑った結果

  • 2023.2.16

お互い、『年齢=恋人がいない歴』だった私たち夫婦。婚活を経て出会った私たちは、もちろんデートも初めての経験でした。まだお付き合い一歩手前の段階、緊張の中、初めてデートをした日の思い出をお話しします。

車のドアを開けてくれた

初デートの日、彼は愛車で迎えに来てくれました。私の住んでいる場所は公共の乗り物が少ない車社会なので、車に乗ることは日常的です。実際、私自身も毎日のように運転しています。

そのため、普段通りに助手席に乗ろうと移動すると、彼が先にドアを開けてくれたのです。普段、そんなことをされた経験がない私はびっくり。彼は車が好きだと話していたので「もしかしたら、私が爪で車体を傷つけないように開けてくれたのかもしれない」と思いながら、乗りこみました。

上着を貸してくれる彼

その日は天気が雨の予報でした。車を目的地まで走らせていると、だんだんと雨が強くなってきて……。到着したときはちょうどザーザーと激しい雨でした。傘は持ってきてはいましたが、風も強く、駐車場から目的地の建物までは少し距離がありました。

濡れてしまいそうだけれど急いで行けば大丈夫だろうと、私が傘の準備を始めたときでした。彼は自分が着ていたジャケットを差し出し、「ちょっと寒そうだから着てて」とひと言。車のドアに続き、2度目のびっくりでした。

結婚詐欺を疑い始めて…

その後も、助手席のドアは毎回エスコート、車に乗っている間も気をつかってくれ、隙あらば「かわいい」「好き」と言う彼。まるで少女漫画のような彼の対応に、「私は騙されているのでは……?」と思い始めたほど。

しかし、その後何度デートをしても、彼の様子は変わりません。詐欺でよく聞く金銭を要求されるようなこともありませんでした。何より、彼はとても純朴な人で格好をつけるためにエスコートができるような人ではありません。どうやら、本当に私を大切にしてくれているようだと気づきました。

その後、結婚。結婚して数年が経ちました。さすがに今では自分で助手席のドアを開けていますし、「かわいい」とは言われない年齢になってしまいました。でも、夫は今も私を大事に思っていると、『ごくたまに』話してくれます。私もそんな夫を大切に一緒に過ごしていきたいと思います。

著者/畑野ナツミ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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