メイクだけコンサバになってない？大人カジュアルファッション似合わせメイクのコツ

「カジュアルコーデが似合わない気がする……」「パーカーとジーンズを着ると顔と印象がちぐはぐな気がする」と感じている大人の女性は、意外と多いようです。それは、メイクが服装と合っていないからかもしれません。

普段は上品なオフィスカジュアルに合わせ、大人の女性らしいいわゆる“コンサバメイク”をしているという場合、そのままカジュアルコーデを着てしまうと、顔と服の印象がちぐはぐになってしまいます。カジュアルコーデを楽しむ時には、メイクもカジュアルダウンさせてあげることが重要です。

しかし、だからといってあまりにナチュラルすぎるメイクにしてしまうと、物足りない気分になりますよね。ちょっと近所までお買い物、ぐらいなら構いませんが、お友達とのお出かけやアウトドアデートなどの時には、やっぱり華やかな表情に見せたいもの。

大人の女性らしい華やかさを演出しながら、カジュアルコーデを楽しむために覚えておきたいメイクのポイントをご紹介します！

大人の女性らしいカジュアルなおしゃれを楽しむために、参考にしたいメイクを4つのポイントに分けてご紹介します。

美肌に見せるために意識したいベースメイク。でも、あまりに気合いを入れすぎてしまうのはNG。

カバー力の高いファンデーションで作った完璧な美肌はエレガントなコーデには似合いますが、カジュアルコーデの場合はより素肌感のある仕上がりを目指しましょう。

気になるクマやシミなどだけをコンシーラーでカバーしたら、コントロールカラーを使って透明感を演出。ファンデーションは薄付きのアイテムを選びましょう。ファンデーションはパール入りのものを選ぶと、より透明感のある仕上がりに。

アイメイクも引き算を意識。アイホール全体にベージュ系の明るめのアイシャドウを塗ったら、目のキワに濃いめのブラウンやローズ系など、自分の肌色に合う血色がよく見えるカラーのアイシャドウをのせましょう。

アイラインは淡いブラウンやカーキのものを選ぶと、ナチュラルに仕上がります。

アイシャドウの色によっては、アイラインを引かなくても充分印象的な目もとに仕上げられる場合もあります。その際にはマスカラはしっかりと根元から塗って、メリハリをつけましょう。

マスカラがダマになってしまうと“メイクしています”感が強くなってしまうので、コームでとかしてダマを取り除き、繊細なまつ毛を演出して。

より自然で繊細な目もとに仕上げたい場合は、マスカラの前のビューラーをお休みしてみるのもいいかもしれません。ビューラーでまつ毛をしっかり上げた場合は、クリアタイプのマスカラを使うのもおすすめです。

眉はアイブロウペンシルでしっかり描いてしまうと、よりコンサバな印象になってしまうので、アイブロウパウダーだけでふんわりと仕上げましょう。

チークも肌なじみのいいオレンジ系や、血色がよく見える赤系を選び、薄くのせるのがポイント。

パウダーチークでも構いませんが、クリームタイプを選べば内側からじゅわっと滲み出すような、ヘルシーな血色感を演出できます。保湿力が高いので、乾燥しやすい季節にもおすすめです。

より明るい表情に見せたい場合には、クリームチークを薄く塗った上からふんわりと同色のパウダーチークを重ねるのもおすすめ。クリームタイプのツヤにパウダータイプのふんわり感がプラスされるうえ、チークが落ちにくくなりますよ！

リップはあまり濃い色を選ばず、塗り方もラフに仕上げて。濃いピンクや赤系よりも、淡いピンクやベージュ系のリップがおすすめです。

グロスやプランプリップなどもグロッシーに仕上がりすぎてしまうので、大人カジュアルに見せたい時には避けた方がいいかもしれません。

シアーな発色のリップスティックや、唇に程よくツヤを出してくれるティントリップなどを使って、指でポンポンと唇になじませてみましょう。

リップを塗る前には、リップクリームやバームで唇をしっかりと保湿しておくのがポイント。ラフなリップメイクでも、保湿をしっかりとしておけば乾燥も防げます。唇も自然な血色感を意識して、ヌーディに見せましょう。

コーディネートに合わせてメイクを変えることは、日頃はあまりないかもしれません。でも、たまには普段と違ったメイクをしてみることで、気分も変わってよりおしゃれが楽しくなるかも。

カジュアルコーデの時はメイクも気を抜いてしまいがち……という方も少なくないかもしれませんが、今回ご紹介したポイントのどれかを参考にしてみるだけでも、いつもよりちょっと素敵に見せることができます。

ファッションによってメイクも変えてみて、シンプルなコーディネートもよりおしゃれに着こなしてみてくださいね！