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勘違いしている人が多いかも…!読み間違えやすい【難読漢字】5選

  • 2023.2.26

「茨城県」を「いばらぎけん」と読んでいた!まさか自分の読み方が間違っていると思っていなかった!という経験はありませんか?

今までなんとなくで読んでいた漢字、この機会に自信をもって読めるようにしておきましょう!

今回は、読み間違えやすい漢字を5つご紹介いたします!

1.「続柄」

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この「続柄」という漢字、皆さん「ぞくがら」と読んでいませんか?

「続柄」を「ぞくがら」と読む人が多いため、辞典によっては俗語として掲載していることもありますが、正しい読み方ではないんです!

「続」をどう読むかがポイントです。そう考えると、答えに辿り着けたのではないでしょうか。

正解は「つづきがら」でした!

「親族としての関係。親子・夫婦・兄弟などのつながり。」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)という意味です。

公的な書類などに記入することがありますよね。

2.「月極」

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街中にある「月極駐車場」。「げっきょくちゅうしゃじょう」…とは読まないんですよ。

「極」という字は、古くから「決」と同じような意味で用いられていた、というヒントをもとに、「月極」の読み方を考えてみてください。

正解は「つきぎめ」でした!

1.月ごとに物事の始末をつけること。
2.一か月にいくらときめて契約すること。

出典:北原保雄著『日本国語大辞典』(第二版)、小学館(2000年12月20日~2002年1月20日発行)

送りがなを付けて「月極め」と表記することもありますよ。

3.「独擅場」

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「独壇場(どくだんじょう)」と似ていますが、真ん中の漢字が違う「独擅場」という言葉の読み方はご存知ですか?

勉強だったりスポーツだったりと、これなら誰にも負けないという特技で、試験や大会で「独擅場」だと感じたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

正解は「どくせんじょう」でした!

「独壇場」となにが違うの?という方もいらっしゃると思うので、意味を確認してみましょう。

その人だけが思うままに振る舞うことができる場所・場面。ひとり舞台。
[補説]「擅」を「壇」と誤り、「ひとり舞台」の意から「独壇場(どくだんじょう)」というようになった。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

「独壇場」という言葉が生まれたのは、漢字の誤りという背景がありました。今も昔も「擅」と「壇」が似ているということは共通認識なのかもしれませんね。

4.「出納」

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「出納帳」などの言葉に使われている「出納」という漢字。

「しゅつのう」とも読めますが、4文字の読み方はご存知ですか?

漢字も意味もまったく違いますが、飲み物を持ち歩くために入れる容器の名前と読み方は同じです。

今のヒントで読み方がわかった方が多いのではないでしょうか。

正解は「すいとう」でした!

「出納」は、「金銭や物品を出し入れすること。また、支出と収入。」(出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.892)という意味を持ちます。

昔は「出納(すいとう)」ではなく「出内」や「出入」と書かれていましたが、戦国時代になってから「出納(すいとう)」が使われるようになったんだそうですよ。

5.「具に」

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最後は「具に」という言葉です。「ぐに」ではありませんよ。

この言葉は4文字で読み、「詳細に」というような意味を持ちます。

正解は「つぶさに」です!

普段あまり使わない言葉ですが、「細かいところまでくわしく。詳細に。また、すべてをもれなく。ことごとく。」(出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店)という意味を持ちます。

「具」というひと文字で「つぶさ」とは…知らないと読めないですよね!

全部正しく読めましたか?

今回ご紹介した5つは、日常生活で頻繁に使う言葉ではありませんが、かといって読み間違えるとちょっと恥ずかしいかも…というものばかりでした。

間違えて覚えていたものがあった方は、この機会にマスターしてしまいましょう!