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全部読めたらスゴすぎる…!漢字は簡単なのに読めない漢字5選

  • 2023.4.8

「小豆(あずき)」や「予め(あらかじめ)」など、漢字は簡単なのに、読み方が難しい言葉ってありますよね。

普段の生活で使う機会が少ない言葉は、特に読むのが難しいでしょう。

そこで今回は、「使っている漢字は簡単なのに、読み方が難しい漢字」を5つご紹介します。

全部覚えれば漢字マスターになれるかもしれませんよ!?

1.「工む」

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「工」は、「工場」や、「工務店」など日常生活で目にする機会が多い漢字です。

そんな「工」という字に、送り仮名「む」が付くと、一体何と読むのでしょうか?

スペシャルヒントは「巧む」。こちらが別表記です。これを見て答えを思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

正解は「たくむ」でした!

「工む」の意味は、「人為的にある効果をねらって何かをする。「巧まざる〔=言葉や行動に自然に現われる〕ユーモア」」(出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.943)です。

「工夫」という熟語で「工」という字を使うときと同じ意味ですね!

2.「大曲」

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秋田県の地名に「おおまがり」がありますが、その他にも2つの読み方があります。

『万葉集』に「大和太」という別表記で記載があり、また別の読み仮名は「だい〇〇」と読むというのがヒントです。

正解は「おおわだ」「だいごく」でした!

「おおまがり」は読めるかもしれませんが、「おおわだ」「だいごく」の言葉自体を初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。

3.「一入」

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次の難読漢字は「一入」です。

「いちにゅう」や「いちいり」と読みたくなりますが、どちらも不正解。

ヒントは、「ほかの場合より程度が一段と増すこと」という意味の言葉です。

正解は「ひとしお」です!「喜びもひとしお」のような文章で使いますよね。

「ひとしお」の原義は「染め物を染汁の中に一回ひたすこと(入れること)」であり、そこから「一入」という漢字があてられました。

染め物が一回染汁につける度、より色が濃くなって、鮮やかさが増していくことから、「より一層」という意味を持つようになったそうですよ!

4.「山茶」

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「山茶」と書くこちらの言葉、実は「さんちゃ」以外の読み方があります。

3文字で読み、観賞用としてはもちろん、薬用や食用など幅広い使い道がある花です。

正解は「つばき」でした!

木へんに春と書く「椿」という漢字はご存知の方が多いと思いますが、「山茶」とも書けることは多くの方が知らなかったのではないでしょうか。

「山茶」に似ている表記をする花に「山茶花(さざんか)」があります。漢字だけでなく、花の見た目も似ているんですよ!

5.「山女」

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さて、またもや「山」という漢字が出てきました。

この漢字の読み方は、「やまおんな」「やまめ」「やまのあねこ」「やまべ」「さんじょ」「やまひめ」など様々ですが、もう1つ読み方があります。

この場合の「山女」という言葉は、山にいる女性を表すのではなく、ある果物を指します。

この「山女」は古くから日本で親しまれてきた果物です。果実は成長すると10cm前後になり、秋になると茶色がかった紫色になる果物を考えてみてください。

正解は「あけび」でした!

ちなみに、「山女(やまめ)」はサケ科の淡水魚です。

いくつ読めましたか?

使われている漢字は小学校低学年で習うものばかりですが、変わった読み方をするものばかりだったので、知らないものが多かったと思います。

今後、これらの漢字をどこかで目にした際にスラスラ読んだら、友人に尊敬されるかもしれませんね!