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「お寿司屋さんで一目置かれるかも!?」読めたらスゴい魚の漢字5選

  • 2023.2.22

日本食の代表といえばお寿司。

皆さんは、お寿司屋さんで使われる魚へんの漢字が書かれている湯のみの漢字をいくつ読むことができますか?

というわけで今回は、魚に関する漢字を5つご紹介します。

全部読めたらお寿司屋さんで一目置かれるかも!?

1.「鰤」

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魚へんに、「師匠」や「師走」などの言葉に含まれている「師」と書く「鰤」。

この魚は、お寿司やお刺身で食べることも多いですが、大根と一緒に甘辛く煮た「○○大根」が、ポピュラーな料理です。

このヒントでピンときた方も多いと思います。

気になる正解は、「ぶり」でした!

特に冬の鰤は脂が乗っていてとても美味しいですよね!

2.「鰈」

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この「鰈」という字は「かれい」と読みますが、この字には、「かれい」以外の読み方があることをご存知でしたか?

ヒントは「鰈」の古名で、4文字で読む言葉です。「かれい」という読みに似ていますよ。

正解は「からえい」でした!

「鰈」を辞書で調べてみると、このように説明されています。

〘名〙
① カレイ科の海魚の総称。体は扁平な卵形で、全長三〇センチメートルくらい。両眼は片側にある。左ビラメの右カレイといって、一般にカレイ科は右側、ヒラメ科は左側に目があるが、ヌマガレイは普通左側にあり、オヒョウはヒラメ科でも右側にあるなど例外もある。上面は褐色などの黒みを帯び、周囲の色と紛らわしい色が多い。下面は白色または淡黄色。食用。海底の砂地にすみ、日本近海ではマガレイ、マコガレイ、イシガレイ、メイタガレイなどが知られる。からえい。
② 魚「したびらめ(舌鮃)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

鰈は「舌鮃」のことだったんですね!漢字以外の知識も増えました。

3.「鯳」

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魚へんに「底」が付いた「鯳」。

漢字から深海魚を連想した方は、鋭いですよ!

さらに、この魚の卵は、おむすびやパスタなどに幅広く活用されます。

正解は「すけとうだら」でした!

鯳の卵は、たらこや明太子として馴染み深いですよね。

「鯳」の他に「介党鱈」と表記することもあるようです。

4.「柳葉魚」

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次は、魚へんの漢字とはひと味違う「柳葉魚」です。

スーパーで目にすることも多い魚ですが、店頭に並ぶ際には平仮名や片仮名で書かれることが多いため、漢字表記にはあまり馴染みがないかもしれません。

「柳葉魚」は、身よりも卵に注目が行きがちな魚。小ぶりで、おかずやおつまみにも重宝されるというのがヒントです。

正解は「ししゃも」でした!

実は、皆さんが店頭でよく見かけるのは「カラフトシシャモ」であることがほとんどです。「カラフトシシャモ」は、正確には「柳葉魚」とは異なる魚なんですよ。

「カラフトシシャモ」と「柳葉魚」は、鱗や口、目の大きさに違いがあります。そして「柳葉魚」は日本固有の魚です。

「柳葉魚」は、10月から11月の漁期にお寿司やお刺身で食べることもできるそうです!

5.「鮪」

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「これは「まぐろ」でしょ?」と思った皆さん、もちろん正解です!

ただ、実はこの漢字、あと2つ読み方を持つんです。

どちらも2文字で読み、「まぐろ」の異名だというのがヒントです。

正解は「しび」「はつ」でした!

まぐろを「しび」や「はつ」とも言うことができるというのはご存じなかった方も多いのではないでしょうか。

お寿司屋さんで披露したい!

字から読み方を想像するのが難しいものが多かったですね!

難しい分、これらの漢字をお寿司屋さんですらすら読めば、店員さんもびっくりすること間違いなしです!

 

※お酒は20歳になってから。