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あなたはいくつ読めますか?「雲」を含む【難読漢字】5選

  • 2023.4.24

青い空に漂っている白い「雲」を眺めていると、なんだか眠くなってきてしまいますよね。

今回は、そんな「雲」を含んでいる難読漢字な言葉を5つ集めてみました。

みなさんはいくつ読むことができるでしょうか?全問正解を目指して、頑張ってください!

1.「水雲」

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「雲は空に浮かんでいるよね?」「水の中にある…どういうこと?」

「水雲」を見ると、上記のように疑問を抱いてしまうかもしれません。

「すいうん」とも読みますが、今回は読み仮名3文字で考えてみてくださいね。なんと、海藻のことなんですよ。

 

気になる読み方は「もずく」でした!「もずこ」「もぞく」とも読みます。

独特のぬめりがあり、酢の物にするとおいしいですよね。朝食などで食べる機会も多く、実際に口にしたことのある方も多いのではないでしょうか?

出典:山田忠雄・倉持保男ら編『新明解国語辞典』三省堂

2. 「雲呑」

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「雲を呑む(のむ)…!?」「どうやって…?」

「水雲」に引き続き、使用されている漢字からはなにを表しているかわからないかもしれません。驚くべきことに、実は食べ物のことなんですよ!

 

気になる読み方は「わんたん」でした!ちなみに、こちらは中国語が元になっているそうです。

スープに入れたりラーメンなどのトッピングにしたり、揚げたり焼いたり…と、様々な食べ方がありますよね。ちなみに「饂飩」は「うどん」と読みますが、実は「わんたん」の別表記でもあるそうですよ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

3.「雲脂」

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「雲脂」ではわからないという方も、おそらくこの言葉の別表記を聞いたら、簡単に読むことができるでしょう。もちろん「くもあぶら」なんて読み方はしませんよ。

そして、気になる別表記とは…「頭垢」です!「あたまあか」とは読みませんが、「頭」の「垢」と言えば、もうアレしかないですよね?

 

気になる読み方は「ふけ」でした!

ちなみに、こちらは「頭の皮膚の新陳代謝により、角化した表皮が薄くはがれて片状にとれるもの」なのだとか。 同じ意味で「うんし」とも読みますよ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

でも、どうして「雲脂」と書くようになったのでしょう…?

4.「雲白肉」

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「雲」はたしかに「白い」ですけれど、「肉」がつくと急に謎が深まりますよね。もちろん「くもしろにく」なんて簡単な読み方はしませんよ。

「雲呑」と同じように、こちらも中国語が元になっている言葉なのだそう。そして、実は中国料理の前菜の名前なんですよ。

 

気になる読み方は「ウンパイロー」でした!

出典:『デジタル大辞泉』小学館

「餃子」ほど有名ではないかもしれませんが、調理もお手軽でなによりおいしい食べ物です。気になる方は、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

5.「浮雲い」

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最後にご紹介する難読漢字は「浮雲い」です!

「浮雲(うきぐも)」と聞くと、文豪・二葉亭四迷の作品を思い浮かべるかもしれません。しかし、残念ながら読み方は「うきぐもい」ではありませんよ。

 

気になる読み方は「あぶない」でした!

出典:北原保雄編『明鏡国語辞典 第二版』大修館書店

「危ない」と書くことがほとんどなため、初見ではまず読めなかったと思います。こちらも、なぜこのように書くことができるのか、理由が気になる難読漢字ですよね…。

まとめ

いかがでしょう、みなさんは全5問のうちいくつ読むことができましたか?

今後も、様々な観点から難読漢字を選んでご紹介していきます。ぜひお楽しみに!