言葉は知っていても、その漢字表記は知らない…なんてことってありますよね。たとえば「おくら」は「陸蓮根」と書くことができるんです!
今回は、そんな「漢字表記もあるの!?」とびっくりしてしまいそうな言葉を5つご紹介します。さて、みなさんはいくつご存知でしょうか…?
1.「序に」
そのまま「じょに」と読んでしまった方も多いかもしれません。しかし、残念ながら不正解なんです!
日常生活の中でも、比較的使う機会の多い言葉ですよ。たとえば「買い物をする序に、図書館で本を返却する」などのように使用することができます。
例文から、なんと読むかピンときた方も多いのではないでしょうか?
そう、気になる読み方は「ついでに」でした!
「日常的に使っていたけれど、ひらがな以外の表記を知らなかった…」なんて方も多いはず。ちなみに「序」には「序する(じょする)」という読み方もあり、こちらは「序文を書く」などの意味で使われます。
出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
2.「遺す」
「世界遺産(せかいいさん)」や「遺す(のこす)」などの言葉で目にする漢字「遺」。実は、ほかにも読み方があることはご存知でしょうか?
それが、今回ご紹介するのは「遣す」です。もちろん「のこす」とも読みますが、ほかの読み方も考えてみてくださいね。
たとえば、ドラマや映画で登場人物が「○○をこちらへ遣せ!」と叫ぶようなシーンを、目にしたことのある方も多いと思います。
気になる読み方は「よこす」でした!
また、ほかに「おこす」や「まだす」、「やらす」や「こす」などと読むこともできます。
「よこす」の漢字表記は「寄越す」が一般的かもしれませんね。また、「おこす」の場合は「致す」と書くこともできます。
出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
混同してしまいそうですが、しっかり区別して覚えましょう!
3.「加加阿」
字面から、そのまま「かかあ」と読みたくなりますが、残念ながら違います。
しかし、実はかなり惜しいんです!1文字変えるだけで、正しい読み方になりますよ。
実の中にある豆がチョコレートの原料になる、暑い地域で育つ植物に心当たりはありませんか?
そう、気になる読み方は「カカオ」でした!
「カカオ」はアオギリ科の常緑高木です。ちなみに、今ではお菓子のチョコレートを食べる機会が多いと思いますが、歴史的には飲料としての方が古いそうですよ。
出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館
4.「円やか」
日本の通貨単位である「円」は、日常生活を送る中で、毎日のように目にしているかもしれません。スーパーやコンビニへ行くと、あちこちでこの漢字を見かけますよね。
しかし、もちろん「えんやか」とは読みません。「円い(まるい)」という読み方もありますが、「まるやか」とは読みませんよ。
気になる読み方は「まろやか」でした!
こちらは「形や状態が、まるまるとしているさま」「味などがどぎつくなく、おだやかなさま」を意味しています。
出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館
たとえば、「円(まろ)やかな味わいだ」のように使うことができますよ。
5.「失敗る」
「あれ、1文字多くない?」
「失敗る」を見て、そのような印象を受けた方もいらっしゃるかもしれません。たしかに「失敗(しっぱい)」という言葉もありますよね。
もちろん「しっぱいる」とは読みません。「○○○る」と、読み仮名4文字で考えてみてくださいね。
気になる読み方は「しくじる」でした!
漢字で書き表せるとは…!
全部で5つの言葉をご紹介しましたが、どれも「漢字で書けるんだ…」と驚いてしまうようなものばかりでしたね。
さて、みなさんはいくつ読むことができましたか?