1. トップ
  2. 「漢字があるって知らなかった!」読めたらスゴい【難読漢字】5つ、正解は?

「漢字があるって知らなかった!」読めたらスゴい【難読漢字】5つ、正解は?

  • 2023.3.25

言葉は知っていても、その漢字表記は知らない…なんてことってありますよね。たとえば「おくら」は「陸蓮根」と書くことができるんです!

今回は、そんな「漢字表記もあるの!?」とびっくりしてしまいそうな言葉を5つご紹介します。さて、みなさんはいくつご存知でしょうか…?

1.「序に」

undefined

そのまま「じょに」と読んでしまった方も多いかもしれません。しかし、残念ながら不正解なんです!

日常生活の中でも、比較的使う機会の多い言葉ですよ。たとえば「買い物をする序に、図書館で本を返却する」などのように使用することができます。

例文から、なんと読むかピンときた方も多いのではないでしょうか?

そう、気になる読み方は「ついでに」でした!

「日常的に使っていたけれど、ひらがな以外の表記を知らなかった…」なんて方も多いはず。ちなみに「序」には「序する(じょする)」という読み方もあり、こちらは「序文を書く」などの意味で使われます。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

2.「遺す」

undefined

「世界遺産(せかいいさん)」や「遺す(のこす)」などの言葉で目にする漢字「遺」。実は、ほかにも読み方があることはご存知でしょうか?

それが、今回ご紹介するのは「遣す」です。もちろん「のこす」とも読みますが、ほかの読み方も考えてみてくださいね。

たとえば、ドラマや映画で登場人物が「○○をこちらへ遣せ!」と叫ぶようなシーンを、目にしたことのある方も多いと思います。

気になる読み方は「よこす」でした!

また、ほかに「おこす」や「まだす」、「やらす」や「こす」などと読むこともできます。

「よこす」の漢字表記は「寄越す」が一般的かもしれませんね。また、「おこす」の場合は「致す」と書くこともできます。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

混同してしまいそうですが、しっかり区別して覚えましょう!

3.「加加阿」

undefined

字面から、そのまま「かかあ」と読みたくなりますが、残念ながら違います。

しかし、実はかなり惜しいんです!1文字変えるだけで、正しい読み方になりますよ。

実の中にある豆がチョコレートの原料になる、暑い地域で育つ植物に心当たりはありませんか?

そう、気になる読み方は「カカオ」でした!

「カカオ」はアオギリ科の常緑高木です。ちなみに、今ではお菓子のチョコレートを食べる機会が多いと思いますが、歴史的には飲料としての方が古いそうですよ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

4.「円やか」

undefined

日本の通貨単位である「円」は、日常生活を送る中で、毎日のように目にしているかもしれません。スーパーやコンビニへ行くと、あちこちでこの漢字を見かけますよね。

しかし、もちろん「えんやか」とは読みません。「円い(まるい)」という読み方もありますが、「まるやか」とは読みませんよ。

気になる読み方は「まろやか」でした!

こちらは「形や状態が、まるまるとしているさま」「味などがどぎつくなく、おだやかなさま」を意味しています。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館

たとえば、「円(まろ)やかな味わいだ」のように使うことができますよ。

5.「失敗る」

undefined

「あれ、1文字多くない?」

「失敗る」を見て、そのような印象を受けた方もいらっしゃるかもしれません。たしかに「失敗(しっぱい)」という言葉もありますよね。

もちろん「しっぱいる」とは読みません。「○○○る」と、読み仮名4文字で考えてみてくださいね。

気になる読み方は「しくじる」でした!

漢字で書き表せるとは…!

全部で5つの言葉をご紹介しましたが、どれも「漢字で書けるんだ…」と驚いてしまうようなものばかりでしたね。

さて、みなさんはいくつ読むことができましたか?