1. トップ
  2. 【読めたらスゴすぎ!】いつもとは違う、“意外すぎる読み方”を持つ難読漢字5選

【読めたらスゴすぎ!】いつもとは違う、“意外すぎる読み方”を持つ難読漢字5選

  • 2023.3.1

「士」は「弁護士」などに使われている「し」のほかに「さむらい」とも読むことができます。

このように、しばしば使う漢字や言葉に、実は難しい別の読み方がある場合もあるんですよ。

今回は、そんな普段とは違う“難しい読み方を持つ”漢字や言葉を5つご紹介します。はたして、みなさんはどれぐらい当てることができるでしょうか…?

1.「河岸」

undefined

「河岸」は「かわぎし」と読むことが多いかもしれません。しかし、実はほかにもう2つ読み方があります。

ノーヒントでは、さすがに難しすぎるかもしれません。そこで!2つの読み方を当てるための手がかりをお伝えします。

読み仮名はそれぞれ2文字、3文字です。そして、後者は「海岸」という言葉が手がかりになりますよ。

 

気になる読み方は「かし」「かがん」でした!

「海岸」はもちろん「かいがん」と読みます。ちなみに「かし」は、たとえば「河岸を変える」というように使うことができますよ。

2.「南風」

undefined

3月に入り暖かさを感じてきた方も多いかと思いますがまだまだ夜など「北風(きたかぜ)」が冷たくて、暖かい「南風(みなみかぜ)」が恋しくなりますよね。

こちらの漢字はほかに「なんぷう」と読むことも多いですが、実はもう1つ読み方があります。そちらは、なんと読み仮名がたったの2文字なんです。答えを聞いたら「なんだか、昆虫の名前みたい…」と思ってしまうかもしれません。

 

気になる読み方は「はえ」でした!

「どうしてそう読むの?」と思われたかもしれません。なんでも「沖縄では南の方位を『はえ』という。これより、主として西日本で、南寄りの風を『はえ』または『はい』という」そうですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)。

3.「膝下」

undefined

権力者のいる土地を「将軍のお膝下(ひざもと)」と言ったりますよね。また、ストッキングや靴下で、丈が「膝下(ひざした)」まであるものをはいている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実はほかにもう1つ読み方があります。カギになるのは「膝」の読み方です!読み仮名は3文字になりますよ。

 

気になる読み方は「しっか」でした!

こちらは「ひざのした」のほかに、「父母、または、目上の人の養護のもと」や「手紙などで、父母などの宛名の脇付に用いる語」などの意味がありますよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』)。

4.「中心」

undefined

「まさか中心に、ちゅうしん意外の読み方があるなんて…」と、驚かれる方もとても多いと思います。

「下心(したごころ)があるなら、なかごころ?」いえいえ、残念ながら不正解。でも、少し惜しいです。読み仮名が3文字になるように、調整してみてくださいね。

 

気になる読み方は「なかご」でした!

そして、意外なのは「中心」を「なかご」と読むことだけではありません。なんとこの言葉には、実に9個もの意味があるんです!たとえば「瓜類の種のある肉の部分。また、柑橘類の肉の部分」も「なかご」というそうですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

5.「案」

undefined

「案内(あんない)」「提案(ていあん)」などなど、さまざまな場面で目にする漢字「案」。当然「あん」と読みますが、ほかに読み方があることは、あまり知られていないかもしれません。

でも、日常的に使う、とあるものを表しているんですよ。みなさんは、勉強や仕事をする前に、なにに向かいますか?

 

気になる読み方は「つくえ」でした!

もちろん「机」と書く際と意味は同じです。ちなみに「案」は、ほかに「案える(かんがえる)」という読み方もありますよ。

 

さて、みなさんはどのくらい読み方を当てることができましたか?「初めて知った!」という方はぜひ覚えておいてくださいね。