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鴨川&高瀬川のリバービューや納涼床が楽しめる、京都のカフェレストラン「Kacto」

  • 2023.2.14

2023年2月1日、鴨川に架かるどんぐり橋の西詰にモダンアメリカンカフェレストラン「Kacto(カクト)」がオープン。風情ある京町家を改装したスタイリッシュな空間からは東側に鴨川、西側に高瀬川の四季折々に表情豊かなふたつのリバービュー、初夏から秋までは鴨川の納涼床も楽しめます。朝8時のブランチにはじまり、カフェ、ディナーまで気軽に利用でき、京野菜やほうじ茶など京都産素材を生かしたメニューも味わえますよ。

鴨川&高瀬川のリバービューや納涼床が楽しめる、京都のカフェレストラン「Kacto」
鴨川&高瀬川のリバービューや納涼床が楽しめる、京都のカフェレストラン「Kacto」
どんぐり橋のたもとに建つ京町家
鴨川&高瀬川のリバービューや納涼床が楽しめる、京都のカフェレストラン「Kacto」
京町家の雰囲気を残しながら、和モダンにリノベーション

京阪・祇園四条駅、阪急・京都河原町駅、どちらからも徒歩2分ほど。四条通から木屋町通を南下し、花街・宮川町とをつなぐ「団栗(どんぐり)橋」を目指します。かつてどんぐりの大きな樹があったことが名の由来となった橋のたもとにあることから、お店の名前は、どんぐりの帽子を意味する「殻斗(かくと)」にちなんでいます。入り口側の木屋町通に寄り添うせせらぎは、森鴎外の小説にも登場する高瀬川。春は高瀬川を縁取るように咲き誇る桜やツツジ、5月のはじめから10月の終わりまでは鴨川の納涼床が開かれ、四季の移ろいが感じられる趣あるロケーションです。

1階と2階、雰囲気の異なるフロア
鴨川&高瀬川のリバービューや納涼床が楽しめる、京都のカフェレストラン「Kacto」
藍色のタイルが印象的な1階は開放的な雰囲気

お店は2階建て。1階にはライブ感のあるキッチンとテーブル席があり、納涼床のシーズンには開け放たれた窓から心地良い風が入ってきます。2階の東側は鴨川を望むテーブル席、西側は高瀬川と向かい合うカウンター席、中央にはバーカウンターもあります。朝8時から15時まではブランチタイム、15時から17時がカフェタイム、17時半以降がディナータイムとなっていて、いずれも事前予約なしでも利用できますが、週末や桜、納涼床のシーズンなどは予約しておいたほうが安心かも。

トッピングも選べるバターミルクパンケーキ
鴨川&高瀬川のリバービューや納涼床が楽しめる、京都のカフェレストラン「Kacto」
「バターミルクパンケーキコンボプレート」2200円

料理はクラシックなアメリカンをベースに、日本の食材や伝統的な調理法を生かしてモダンアメリカンスタイルに仕上げています。おすすめは、オーガニック小麦を使用したバターミルクパンケーキ。しっかりと食べ応えのあるタイプで、生地自体に甘さを加えていないので、別添えのメープルシロップをかけたり、ソーセージやベーコンとあわせたり、目玉焼きをのせてみたりと、味わい方はさまざま。さらに、アボカドや、スモークサーモン、フライドチキンなど、6種から選べるトッピングを追加し、自分好みにカスタマイズすることもできます。

ブランチやカフェタイムのおすすめメニュー
鴨川&高瀬川のリバービューや納涼床が楽しめる、京都のカフェレストラン「Kacto」
「湊製茶焙じ茶のイタリアンプリン」800円

バターミルクパンケーキ(8時~16時半まで提供)のほか、ブランチタイムには、京野菜を使ったフリッタータや、和牛バーガー、アメリカの定番ブランチであるステーキアンドエッグといったボリューミーなフードメニューも。カフェタイムには、チョコレートテリーヌやバニラジェラートなど、素材を生かすこととシンプルであることにこだわるスイーツが登場。いちおしは、お茶の産地として名高い京都・和束の湊製茶から仕入れる焙じ茶を使ったイタリアンプリン。ひと口ごとに焙じ茶の豊かな香りがふわりと広がります。

17時半からはディナータイム
鴨川&高瀬川のリバービューや納涼床が楽しめる、京都のカフェレストラン「Kacto」
「マグロのレアステーキ ファッロリゾットと黒七味」2900円、「サーモンキヌアケーキ かんずりクーリ」1200円

ディナータイムには、京の都もち豚のリエットや、西京味噌でマリネしたアワビ茸のローストをはじめ、京都産素材や和素材を巧みに生かしたアラカルトメニューが豊富にそろいます。ドリンクは、Kacto限定焙煎のシングルオリジンコーヒーや、抹茶ラテといったソフトドリンク、フルーツジュース、レモンスカッシュなどのソーダ類、ワイン、カクテルなどバラエティ豊かにそろいます。京都・与謝野のホップ農家が育てたホップを贅沢に使用したクラフトビール「ニュー与謝野エール」もお試しを。

1階はアカシア、2階の東側はオーク、西側の長いカウンターはヤマザクラの一枚板と、テーブルや床に使用する木材も異なるので、座る席によって眺めはもちろん、気分も変わるのが楽しみのひとつ。自分だけの特等席を探してみてはいかが。

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