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15周年記念で約7年ぶり復活のKARA、ファンとの“特別な関係”とは?「もっと何かしてあげたい」

  • 2023.2.13

「私たちの時は“エンディング妖精”という言葉自体なかったじゃん。大変だ」(ギュリ)

「画質も良くなったじゃん。4Kだなんて!恥ずかしいけど適応しないと」(スンヨン)

「トレンドは私たちを待ってくれない」(ヨンジ)

帰ってきた彼女たちは待ちわびたかのように、“あの頃は良かった”と過去を懐かしむトークを繰り広げた。1月19日、KSPODOMEで開かれた第32回ソウル歌謡大賞でK-POP特別賞を受賞したガールズグループKARAの話だ。

2007年にデビューし、第2次韓流ブームを巻き起こしたKARAは昨年、デビュー15周年記念アルバム『MOVE AGAIN』をリリースした。日本では7年ぶり、韓国では8年ぶりの新アルバムだった。

「メンバーはそれぞれ(所属する)会社が違うが、15周年だけに、ファンのために一緒に活動することで合致した。幸い、各メンバーの会社もKARAの活動を理解してくれたので、より簡単に団結することができた」(スンヨン)

KARAが新アルバムで活動に突入するというニュースにファンも驚いたことだろう。スンヨンは「私たちはファンが一人前にしてくれたチーム」とし、「ファンと私たちだけの義理がある」と強調した。

KARA

続いて「デビュー当初はファンが先頭に立ち、チームを広報するためのアイデアをくれたりもした。私たちは惜しくも活動を中断したにもかかわらず、多くの方々が待ってくれた。メンバー一人ひとりが各々の仕事をしている時も、引き続きKARAのカムバックを応援してくれたりもした」

第32回ソウル歌謡大賞の舞台は、KARAにとっても非常に特別な舞台となった。

2010年の第19回で本賞、2012年の第21回では本賞と韓流特別賞を受賞したKARAは、なんと今回、11年ぶりに出席した。

「もっと何かしてあげたい」

 

「韓国ではカムバック後、音楽番組のステージ以外ではファンに近くで接する機会がなかった。ファンも私たちのソウル歌謡大賞出演のニュースを聞いて心から喜び、直接現地に訪ねてきてくれた。その姿を見て、私たちも一緒に嬉しかった。こういうステージを作ってくださり、特別な賞をくださったソウル歌謡大賞に感謝する。我々としては光栄で、意味深い時間だった」(ギュリ)

「韓国で多くのステージを見せたい気持ちが大きかった。それで、どこにも見せていないステージを準備した。スンヨンさんが『PANDORA』を歌ったことがないんじゃないか(と言っていた)。そのような異色の舞台でファンの喉の渇きを癒そうとした」(ニコル)

KARA

また「私はソウル歌謡大賞の舞台自体が初めてなので、すごく楽しんだ。お姉さんたちとジヨンと同じ舞台に立ち、良い姿をお見せできて良かった」(ヨンジ)

「他のステージではお見せできなかったメドレーを準備した。大きな舞台でメドレーをお聞かせすると、昔のことを思い出した。ヨンジが活動していた時に歌わなかった歌を聞かせる楽しさもある」(ジヨン)

ほかにもKARAは今回のカムバックで、2019年に逝去した故ク・ハラさんのスペースを空けた振り付けで話題を集めたりもした。バックステージインタビューで感情を抑えられなかった彼女たちは、授賞式で賞をもらったあと、「今日一緒に来られなかった友人がいるが、その友人と共に喜んで賞をもらう」と間接的に言及して感動を与えた。

2015年のKARA。中央右が故ク・ハラさん

そんなKARAは、2月23日に大阪・オリックス劇場、26日に福岡・北九州ソレイユホール、3月3日にパシフィコ横浜 国立大ホールでファンミーティングを開催し、ファンに会う予定だ。

「まだ新アルバムの計画はないが、韓国でもファンに会うために努力している。元々15周年の活動だけをして、各々の場所に戻ろうとしたが、ファンの愛に応えなければならないほど大きくなったので、もっと何かしてあげたいと思っている」(ギュリ)

KARAメンバーたちは本紙『スポーツソウル』の読者たちに「再び会うことになるその日まで、多くの応援と関心をお願いする」とし、「進化するグループになる」という覚悟を伝えた。

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