【宇都宮】東図書館に併設されたSDGｓカフェ「カフェ　コパンエスト」

こんにちは、地域特派員の「みっちゃん」です。 今回は、宇都宮東図書館のある建物の中に併設されているカフェ「コパンエスト」さんでランチをしてきました。

宇都宮東図書館に併設されたカフェ

JR宇都宮駅から東側にお住いの方々には馴染み深い場所である「宇都宮市東図書館」。 ここは、図書館だけでなく、東市民活動センターや市役所の分所も同じ建物に入っているので、生活面でとてもお世話になっている所でもあります。 東市民活動センターでは、年に一度の健康診断を受けに来たり、市役所の分所では住民票を取りに来たり、図書館では本を借りたり。

その建物の一階に、「カフェコパンエスト」さんがあります。 店頭には、手作りパンや、雑貨が並び、その奥がカフェスペースになっています。

以前、役所に用事があった時に、店頭で販売してたマフィンを買って帰ったことがあるのですが、カフェにはランチメニューがあって、一度奥のカフェで食べてみるのもいいな、と思いつきました。

リーズナブルな価格で美味しい、お得なランチセット

ランチメニューは、オムライス、カレー、スパゲティなどです。

オムライスとカフェラテにしました！ランチを頼むとドリンクは半額になるお得なランチセット。 コースターや、砂糖が入っている入れ物が手作りでとてもかわいい（手作りコースターやニットの入れ物などは、店頭の手作り雑貨コーナーで買うこともできますよ！）。

美味しいランチです。これで８５０円（オムライス６５０円＋カフェラテ半額で２００円）。すごくお得ではないですか？

図書館で本を借りた後のティータイムに最適

カフェスペースはお役所や図書館と併設されていることもあり、静かで落ちついた雰囲気です。カフェの店長さんが仰るには、図書館で借りた本を持って、こちらでゆっくりコーヒーブレイクをするなど、静かに一息つくことが出来るカフェだそうです。

SDGｓの実現を担うカフェ

ここのカフェは、障害者や難病の方々の社会参加を応援しているカフェでもあります。 カフェを運営する有限会社「コパン」さんは、障害や難病を持った方々の就労支援事業をされていて、この「カフェコパンエスト」はその方々達の職業訓練の場なのです。 私がランチを食べに行ったときは、「職業実習生」の若い青年の方がひとりいらして、支援員の方々と一緒に働いていました。とてもにこやかな青年で、少しお話をさせてもらいました。

彼は、「注文を取るのは難しいけど、物が売れた時はすごく嬉しい！」と明るく答えてくれました。店長さんも横でそれを聞いて微笑んでおられて、それを見ているこちらも、とてもいい人間関係の空気を感じて、温かい気持ちになりました。

店長さんをはじめ、従業員さんが付けてるバッチも素敵です。「筆談します」。 聴覚に障害を持つ方々もこのバッチをみたら、筆談を頼みやすくなります。

障害のある方が、一人ひとりの能力や個性を活かしながら活躍できるための、職業訓練の場としてのカフェ。多様な人材による、多様な働き方を求められる現在社会の、新しいタイプの 「SDGｓカフェ」に一度いらしてみませんか。 美味しいランチにコーヒー、大きなガラス窓で解放感のあるカフェスペース、そして優しい店員さんたちが温かく迎えてくれますよ！

※「SDGｓ」とは「持続可能な開発目標」との意味で２０１５年に国連サミットで策定された 世界を変えるための１７の目標指針です。その中には「すべての人に健康と福祉を」など があります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

データ

「カフェ コパンエスト」

住所 宇都宮市中今泉３－５－１ 東市民活動センター内（宇都宮東図書館併設） 電話 080-4477-9639 営業時間 10:00~15:00 定休日 土、日、祝