＜最強ママ友＞ “噂を流した張本人” に「噂の出どころ知りませんか？」→【知らないふりして相談】して？

あなたの周りには、話を面白おかしく盛る人はいませんか？今回は筆者の友人から聞いた、噂好きのママに、身に覚えのない噂を流された女性のエピソードをご紹介します。

Aさんには、15歳年の離れた弟がいます。

ある日、弟から「就活の相談に乗ってほしい」と電話をもらいました。

そこでAさんは会社の近くのカフェでランチをしながら、弟の話を親身に聞いてあげました。

数日後、Aさんが保育園に子どもたちを迎えに行くと、いつも挨拶をしてくれるママたちから無視されました。

子どもがトラブルを起こして怪我でもさせたかな？と思い、急いで教室に向かいます。

しかし、子どもたちに変わった様子はありません。

するとそこへ仲良しのママ友Bさんから「大丈夫？」と声をかけられました。

「大丈夫って？」とこたえると、Bさんから「とりあえず外で話そう」とひそひそ声で言われました。

子どもたちを連れ、人気のない場所まで行くとBさんが「Aちゃんご主人が単身赴任を良いことに不倫してるって噂されてるよ」と教えてくれたのです。

上の子と同じクラスのボスママCさんが「この前、平日の昼間っから若い男とカフェでデートしてるところ見たらしくて……」どうやら、弟を不倫相手だと勘違いされたのです。

続けてBさんは「そしたら、隣のクラスのママが、わたしも先日Aちゃんがご主人じゃない男性と二人で車に乗ってるの見たって言い出して……」と。

Aさんは一瞬なんのこと？と思いましたが、2週間前に上司の車で出張に行った日のことだとピンと来ました。

次の日、AさんはボスママCさんに声をかけ、世間話を装って歳の離れた大学生の弟がいること・上司と出張に行ったことをさらっと話ました。

そして最後に「いや〜主人が単身赴任中に不倫してるって噂されて困ってるんですよね〜誰が噂広げてるかご存知ですか？」と何食わぬ顔で相談したのです。

するとCさんは「あらぁ〜そうだったの……」と罰が悪そうにし「用事を思い出しちゃった」と言い残し、そそくさと園を出ていきました。

その後、保育園ではAさんの不倫疑惑の噂をする人は誰もいなくなりました。

Aさんは噂を広げている張本人に、間違った噂で困っていると相談することで問題を解決しました。

身に覚えのない噂を流されたら泣き寝入りしたりごまかしたりせずキッパリと否定することが大切ですね。

ftnコラムニスト：広田あや子