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「シャンプーは朝しています?」美容師の質問に驚き! シャンプーの方法を変えただけで髪が変わった!

  • 2023.2.13
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若いころから、特別なお手入れをしていなくても天使の輪ができるツヤのある髪が自慢だった私。けれども45歳を過ぎたころから髪質が変わってきました。枝毛ができやすくなり髪にツヤがなくなった上に、毛が細くなりペタンとして……。髪の悩みを美容師さんに相談してみたら、「ひょっとしてシャンプーは朝しています?」と聞かれました。「たしかに朝シャンしているけれど関係あるの?」と思ったのですが、関係大アリだったのです。どう関係していたかというと……。

朝シャン派から夜シャン派に

美容師さんからの「シャンプーは朝しているか」の質問に、「ええ。朝シャンプーしています」と返答。すると、美容師さんは「夜のシャンプーに変えるだけで、髪質が変わってきますよ」と言い、驚きまし。

美容師さんの話では、日中髪に付いたほこりやちり、皮脂の汚れ、スタイリング剤を落とさないまま寝ると、髪の成長を妨げてしまうのだそう。「それに朝は忙しいし、シャンプーが雑になりがちじゃないですか。美髪を作るシャンプーにはコツがあるんですよ」と美容師さん。サロンで施術を受けながらシャンプーのアドバイスを聞いて、その日から夜シャン生活をスタートしました。

シャンプー前のブラッシングで汚れ落ちUP

今まで私のしていたシャンプーと大きく違うのは、シャンプー前にブラッシングをすることでした。ブラッシングで絡んだ髪をほぐし、髪に付いたほこりやちり、抜け毛などを取り除きます。私の髪はベタつきがちでほこりやちりが付きやすいので、シャンプー前のブラッシングが特に効果的なのだそう。

ブラシは絡んだ髪をほぐしたら、上から下へとかすのでなく毛先から根元へかけておこないます。その際、地肌を傷めないよう、ブラシで地肌をこすらないようするのがポイント。そして、予洗いも今までは髪全体が濡れる程度で終えていたのですが、地肌まで湯が行き渡るまでおこないました。

ブラッシングと予洗いを丁寧にすると、指通りが良くなってこれまでとはシャンプーの泡立ちが違いました。ちっとも泡立たなくて追いシャンプーをしていたのがうそのよう。1プッシュで十分に泡立つようになりました。

美容師さんのアドバイス通りに指の腹で地肌を洗うのも、マッサージしているようで気持ち良く、シャンプータイムが楽しくなりました。

コンディショナーは毛先中心に

美容師さんと話してわかったのですが、私の髪の不調の原因はもう1つ、コンディショナーの使い方にあったのです。傷んだ髪に潤いを与えようと、髪と地肌全体にたっぷりとコンディショナーを付けていたのですが、これが大きな間違いでした。

コンディショナーは毛の表面をコーティングして指通りを良くするためのもので、頭皮に付けると毛穴をふさいで髪の成長を妨げてしまうのだそう。シャンプーを洗い流したあとに、水気を切ってから適量を毛先から髪の長さの中間部分まで付けるのが良く、多く付けても効果は変わらないそうです。

ちなみにトリートメントは髪の内部に栄養を与えるアイテムで、コンディショナー同様に地肌に付けるのはNGだそう。どちらかだけでも大丈夫ですが、髪の傷みが気になる人は、シャンプー→コンディショナー→トリートメントの順に使うと良いそうです。

そして、美容師さんのアドバイスを参考にシャンプーを夜するようになって1カ月くらいで髪質が変わってきました。髪がベタつかなくなり、うねりも減って、髪がまとまりやすくなりました。何よりもうれしいのは、懐かしの天使の輪が私の髪に戻ってきたことです。

まとめ

髪質が変わったのは加齢のせいだからと諦めていたのですが、毎日しているシャンプーの方法を変えただけで、うれしい変化があり驚きました。ハリ・ツヤのある髪を作るには、シャンプーで地肌の健康を守ることが欠かせないようです。

そういえば、アラフィフになって減っていた髪も増えてきた気がします。これからも夜のシャンプーを続けたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:hi-san

音楽と手作りが大好きなアラフィフ。30代のころの体型を目指してダイエットをしている。


監修者:医師 黒田愛美先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

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