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長く楽しめて節約に! 冬のおうち時間にできる「5日で完成するドライフラワー」の作り方

  • 2023.2.12

寒いからと家にこもってばかりだと、憂鬱な気分になりますよね。ですが、寒いからこそ楽しめることもあります! 例えば「ドライフラワー」作りもその一つ。ドライフラワーは、空気が乾いた冬のほうが上手に作れることをご存じでしょうか。実際に作ってみたので、やり方などをご紹介します。

お花屋さんで買った生花をドライフラワーにしよう!

部屋に花を飾っておくと生活が豊かな気持ちになりますよね。生花は1週間程度で枯れることが多いですが、ドライフラワーにすれば長く飾ることができ、節約にも繋がるでしょう。

実は、空気が乾燥している冬はドライフラワー作りに適している季節。今回は、お花屋さんで買ってきた生花を使って、自宅でドライフラワーを作ってみました。

水分が多く含まれていない花や葉がおすすめ

ドライフラワーにしやすい花をお花屋さんに聞いてきました。

point
水分が多く含まれていない花や葉っぱがおすすめ。

・バラ
・カスミソウ
・スイートピー
・スターチス
・ユーカリ
・ミモザ など

反対に、チューリップやトルコキキョウは水分が多く含まれているため、カビてしまうことがあるのだそう。

point
・花が開いた状態になってからドライフラワーにする
・色がくすむので濃い色がベター
・花びらが薄い花は時間がかかりやすい

ドライフラワーは乾燥によってキュッと縮みます。例えばバラは、ふわっと花が開いた状態になってからドライフラワーにしましょう。また、ドライフラワーにすると褐色した色に変化するので、濃い色を選ぶとキレイに見えるそうです。

カーネーションもドライフラワーにおすすめの花ですが、花びらが薄いとドライフラワーにするまで時間がかかるのだとか。

ドライフラワーを作るなら、一度お花屋さんで相談してみるのがおすすめです。

簡単なやり方は“吊るすだけ”の「ハンギング法」

ドライフラワーにするには様々な方法がありますが、自宅で気軽に試すなら逆さまにして吊るすだけの「ハンギング法」がおすすめ。麻紐などで茎をしばり、花を下に垂らします。

point
・渇いていくと茎が縮むのでしっかり結びます
・スワッグ風にして壁に吊り下げて飾りたい場合は、イメージを決めてから麻紐でしばります
※後で飾る方法を考える場合は茎を長めにしたままでOK

室温が低く風通しのいい場所で、壁から離して吊るす

リビングなどでドライフラワーになるまでの様子を鑑賞したくなりますが、部屋の温度と湿度に注意が必要です。

point
・風通しのいい場所に吊るす
・壁から離したほうがベター

風通しがよくて室温の低い部屋に吊るすと、早くキレイなドライフラワーになるそうです。筆者は日中窓を開けている寝室に吊るしました。

写真右のように壁に沿って吊るすと、壁側のお花がペシャンと潰れた形になりやすいので、壁に触れないように吊るしましょう。

5日後にドライフラワーが完成!

吊るしてから5日でドライフラワーが完成しました。カラッとした葉っぱは、触るとパラパラと落ちるほど繊細!

すべての花がアンティーク調のくすんだトーンになりました。スワッグ風にしたドライフラワーは、一度ほどくと葉っぱが落ちるので注意して扱いましょう。

あとでバランスを整えたい場合は、まず1本ずつバラバラの状態でドライフラワーにし、最後に束ねるとよさそうです。

花瓶に飾ったりプレゼントに添えたりできる!

一輪挿しで飾るのもよし、ブーケ風に束ねて花瓶に飾るのもよし。壁に吊るすのも素敵です。プレゼントに添えるのもいいですね。

大好きなお花を長く楽しもう!

ドライフラワー特有のくすんだトーンが素敵ですよね。しかも、大好きなお花を長く飾って楽しむことができます。初めてでも簡単にできたので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

文/桐生奈奈子

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