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世界的ミュージシャンのインナ・モジャが気候変動の最前線を旅し、音楽で人をつなぐ

  • 2023.2.12
世界的ミュージシャンのインナ・モジャが気候変動の最前線を旅し、音楽で人をつなぐ
(C)GREAT GREEN WALL, LTD

『シティ・オブ・ゴッド』監督が製作総指揮を務める音楽ドキュメンタリー

『シティ・オブ・ゴッド』(02年)のフェルナンド・メイレレス監督製作総指揮による音楽ドキュメンタリー映画『グレート・グリーン・ウォール』より、場面写真を紹介する。

本作は、気候変動の最前線を旅する音楽ドキュメンタリー。世界的ミュージシャンのインナ・モジャが音楽で人々をつなぎ、壮大なアフリカン・ドリーム実現のためにアフリカを横断する。

アフリカのサヘル地域は地球上最も脆弱な場所の一つで、砂漠化や干ばつなどの深刻な土地劣化に加え、食糧不足や紛争といった問題に直面している。この状況を打開するため、アフリカ大陸を8,000kmにわたって横断する人類史上最大規模の植林プロジェクト、グレート・グリーン・ウォール(緑の長城)計画が開始された。

マリ出身の世界的なミュージシャン、インナ・モジャは、気候変動の問題を解決し、壮大なアフリカ・ドリームを実現するためにアフリカ横断の旅に出る。セネガルからエチオピアまでの道中、セネガルのヒップホップの創始者ディディエ・アワディ、マリのブルース・バンドのソンゴイ・ブルースや、ナイジェリアのワジェらと楽曲を制作し、各地でライブを重ねる。

彼女は「紛争で危険にさらされるのは常に女性」だからと、特に女性支援に情熱を燃やす。そして紛争孤児の少女たちと出会い、現実の過酷さに衝撃を受けつつも、「夢を信じてほしい」と、夢を抱けるアフリカのためにメッセージを発信していく。

『グレート・グリーン・ウォール』は4月22日より全国公開。

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