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「私はおばさんだから」年齢を諦めずイケてるおばさんになるために実践していること【体験談】

  • 2023.2.12

50歳を過ぎたころから、更年期により落ち込むことが増え、何ごとにもやる気や気力が薄れていきました。「私はおばさんだから」と自分に壁を作り、新しいことへの挑戦やおしゃれをすることを諦めていた時期がありました。そんな私が、海外の格好良い60歳過ぎのマダムを特集した写真集に出合い、人生観が変わった体験談をお伝えします。

他人軸のおばさんからの脱却

年齢を重ねるごとにどうしても避けられないことは、見た目の老化。皮膚のシワ、シミ、たるみ、肌のくすみ……など、気になる点を挙げたら数えきれないほど。しかも、化粧品でのごまかしは年齢とともに限界を感じ、アラフィフに到達したときには、鏡を見るたびに「おばさんだからしょうがない」と諦めることが多くなりました。

外出時の服装も周囲の目を気にして、なるべく無難な色やデザインを選ぶようになり、どんどんあか抜けけないおばさんになる一方。そんなとき、出合った本が60歳以上のマダムを撮り下ろした写真集「Advanced Style」。ニューヨークのおしゃれ上級者のマダムたちの街角スナップショットと人生観のひと言が添えられている写真集で、年齢に関係なくおしゃれと人生を楽しむ知恵が詰まったパワーあふれる一冊です。

この本と出合えたことで、自分がどれだけ他人軸で生活しているのかを痛感。すてきなマダムになるためには、年齢に振り回されない自分のスタイルを持つことが大切だと気付かされました。

年齢を重ねて得た経験と知識を活かす

写真集「Advanced Style」のサブタイトルは「長く生きるほど、賢くなっていく」です。その言葉に勇気付けられ、アラフィフの私自身にも何か始められると思えたのが自分の大きな変化です。まずは自分自身の経験と知識を紙に書き出してみました。そうすることで、自分の強みと弱みを客観視でき、強みを伸ばすきっかけになりました。そこで挑戦したことが2つあります。

1つ目は、ボランティアで地域の小学生に英会話を教えること。初めての経験でしたが、子どもと接することにより職場では学べない新しい発見があり視野が広がりました。2つ目は、副業で始めたWEBライター。最初は不安だらけでしたが、やってみないと何事も始まらないので、初めの一歩を踏み出してから約1年4カ月がたち、日々経験を積み重ね中です。

改めて、仕事や人生で培った知識と経験は自分の財産であり、年齢に関係なく自分次第で輝けるものだと思えました。

イケてるおばさんになるための実践

イケてるおばさんになるためには、日々の心がけが大切だと痛感させられます。そのために、日常で実践していることがあります。

1つ目は、毎日のワクワクを見つけること。例えば、好きな本を読んだり、好きな映画を見たり、友人と楽しくおしゃべりしたり、自分がポジティブになれる環境を作っています。

2つ目は、「日々の生活を丁寧に過ごす」こと。仕事に忙殺されて部屋の片づけや食事が雑になっていたころは、周囲に対しても雑な対応をしていた気がします。

まさに自己中心的なおばさんでした。今は、規則正しい食事と睡眠を大事にして、周囲に常に感謝する心を忘れずにしています。どれも簡単に続けられることなので、毎日の自分の内面磨きに役立てています。

まとめ

周囲の60過ぎのすてきなおばさんに共通していることは、日々の生活や対人関係を丁寧に過ごしているように思えることです。自分のライフスタイルをしっかり持ち、いくつになっても自分磨きを怠らない姿勢を持っています。

それは、一朝一夕で簡単に習得できるものではありません。しかし私自身、60歳、70歳まではまだ長い道のりがあるとポジティブに捉えています。何よりも「年を重ねることが楽しい」と思える日常を送ることに、日々努力をして行きたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/村澤綾香

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著者:いずみ

独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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