1. トップ
  2. ファッション
  3. ケンドリック・ラマー、憧れの2パックを“連れてきた方法”が斬新

ケンドリック・ラマー、憧れの2パックを“連れてきた方法”が斬新

  • 2023.2.12

ラッパーのケンドリック・ラマーがグラミー賞授賞式に、ひっそりと持ってきていた写真があった。(フロントロウ編集部)

ケンドリック・ラマーが3部門で受賞

アルバム『Mr. Morale & The Big Steppers』が大ヒットを記録したケンドリック・ラマーは、第65回グラミー賞授賞式で、最優秀ラップ・アルバム、最優秀ラップ・パフォーマンス、最優秀ラップ・ソングの3部門を受賞。

画像1: ケンドリック・ラマーが3部門で受賞

受賞者スピーチでは家族やファンに感謝したうえで、「これは、最も作るのが難しいレコードのひとつでした」「自分がラップを始めた頃を振り返り、これまでに到達した場所について考えるなかで、『Mother I Sober』のような曲を作れるまでに僕を進化させてくれた文化に感謝 したいです。今まで望んでいたのは、史上最大のアンダーグラウンド・アーティストになることでしたが、このアルバムでようやく不完全さを見つけたんです」と語ったケンドリック。

そんなケンドリックは、アワードらしからぬファッションで登場したことでも話題に。一般的にアワードとなればスーツを着用する人が多いなか、ケンドリックはシャツを着てネクタイは締めていたものの、マーティン・ローズ(Martine Rose)のトラックジャケットを着て、足元は同ブランドとナイキのコラボスニーカー。そこに、ティファニー (Tiffany&Co)のバッジをつけたキャップを合わせた。ちなみにこのキャップは、ケンドリックとデイブ・フリーが立ち上げたpgLang のもの。

画像2: ケンドリック・ラマーが3部門で受賞

ケンドリックがひそかに“連れてきていた”人とは?

ケンドリックらしいといえばケンドリックらしいこの装い。じつはこの時、ケンドリックは自身が尊敬する人をひっそりと忍ばせていた。その人物とは、90年代のヒップホップ界を牽引し、今でも愛されている伝説のラッパーである2パック。

画像1: ケンドリックがひそかに“連れてきていた”人とは?

ケンドリックは8歳の頃に2パックに出会って以来、彼の虜で、アルバム『To Pimp a Butterfly』に収録されている「Mortal Man」では、2パックのインタビューを使用したり、2パックの命日にメッセージを送ったりするほど彼をリスペクトしている。

そんなケンドリックは、今回のグラミー賞授賞式にケンドリックは2パックの写真を持参。どこに2パックの写真があるのか気づいた?

画像2: ケンドリックがひそかに“連れてきていた”人とは?

注目して欲しいのは、ケンドリックのベルトループ。ケンドリックは2パックの写真をケースに入れ、ベルトループに吊るしていた。

画像3: ケンドリックがひそかに“連れてきていた”人とは?

こうしてひそかに尊敬するアーティストの写真を入れて、パワーをもらっていたのかもしれない。

ちなみに2023年のグラミー賞授賞式では、ヒップホップ誕生50周年ということで、ドクター・ドレーやミッシー・エリオット、RUN-DMC、リル・ウェイン、アイス・Tなど約30名の豪華アーティストがパフォーマンス。現在のヒップホップの歴史の一端を担った2パックもケンドリックと共にグラミー賞授賞式に参加していた。(フロントロウ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる