さりげなく同系色のスリーストライプス入り。きれいめパンツ感覚ではく《アディダス オリジナルズ》の黒のスウェットパンツ。【マイスタンダードブック】

 

あからさまにブランド感を出さないさりげなさが上品さの証

サイドに《Adidas（アディダス）》を象徴する3本ラインがパンツと同色の黒で入ったスタイリッシュなスウェットパンツです。きれい色カットソーをニット感覚で着る日、いつもなら黒のスキニーパンツを合わせるところ、このスウェットパンツへとスライドしてみると……。リラックス感とこなれ感のどちらも叶えた着こなしを完成させることができます。

 

世界屈指のスポーツメーカーの‟ファッションブランド”

《Adidas（アディダス）》はドイツに本社のあるスポーツメーカーです。本格的なスポーツウェアやシューズはもちろん、スポーツテイストとファッション性を融合させたアイテムなどまでさまざまなジャンルのアイテムが揃います。ブランド名は、創業者アドルフ・ダスラーの愛称、‟アディ(Adi)”と苗字の‟Dassler(ダスラー)”の組み合わせ。アドルフ・ダスラーとルドルフ・ダスラー兄弟が靴職人だった父の影響でまずはスポーツシューズ製造会社をスタートさせたのち、兄のアドルフが《アディダス》を設立しました。またアディダスのシンボルといえるスリーストライプス(3本線)は、1949年にロゴとして商標登録。創業当時、着用するにつれ伸びてしまう革製のスポーツシューズの中心部を補強し、フィット感を高めるサポートするために使われていた3本のバンドがルーツです。

ストリートスポーツウエアブランド《adidas Originals (アディダス オリジナルス)》は2001年にスタート。1972年から1996年までの間、アディダス社のカンパニーロゴであったトレフォイルロゴ(三つ葉のロゴ)をシンボルマークとし、アスリートのために開発された復刻商品から流行を取り入れたファッション性のあるアイテムなどを展開しています。HYKE(ハイク)、Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)、Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)、DIESEL(ディーゼル)、Alexander Wang (アレキサンダーワン)といったブランドとのコラボも。

 

パンツ￥9900／adidas ORIGINALS（アディダスお客様窓口）、ブルーのTシャツ￥13200／SAINT JAMES（セント ジェームス代官山店）、ストール￥26400／Bronte by Moon（メイデン・カンパニー）、手に持ったコート￥77000／SOFTHYPHEN（ソフトハイフン）、シューズ￥17930／tsumori chisato（モーダ・クレア）、中に着たシャツ、ソックス／スタイリスト私物

【お問い合わせ先】
アディダスお客様窓口 0570-033-033
セント ジェームス代官山店 03-3464-7123
メイデン・カンパニー 03-5410-9777
ソフトハイフン 03-6418-1460
モーダ・クレア 03-3875-7050

 

 

こなれ感を演出できるスウェットパンツを可愛く履いてみたいけれど、難易度が高いと感じるFUDGEガールも少なくないはず。2月のテーマはそんな悩みを解決すべく、「上品に着るスウェットパンツ」がテーマ！ ラフなアイテムだからこそ、だらしない印象にならないよう注意が必要です。ここではそんなスウェットパンツを上品に着るコツやおすすめアイテムをご紹介。上手に取り入れることができれば、あなたもお洒落上級者になれるはず！

 

 

photograph_Furuya Akihiro
styling_Kitagawa Saori
Hair & make-up_Arai Yuri
model_Dovy
text_Koba.A
edit_Ono Ayaka