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取り出すのも戻すのも簡単!プロが教える!がんばらなくても片付けできる「疲れない収納術」

  • 2023.2.11

整理収納アドバイザーのhanaです。「片付けが苦手」「せっかく片付けてもすぐ散らかってしまう」ということはありませんか?実は、原因は収納方法で、その方法を工夫するだけで改善できることもあります。今回は、がんばらなくても片付けできる、出すのもしまうのも簡単な「疲れない収納術」を3つ紹介します。

疲れない収納術①使う場所に収納する

疲れない収納術1つ目は、「使う場所に収納する」です。

出すのもしまうのも大変な原因の1つとして「使う場所としまっている場所が離れている」ことが考えられます。

一見、当たり前のようですが、「これはここにしまうモノ」という無意識な思い込みが片付けづらさの原因になっていることがあるのです。

例えば、アクセサリーは洗面所で付けるのに、寝室のチェストにしまっている…これでは出すのもしまうのも大変ですよね。洗面所にしまった方が断然ラク。

また、「同じ種類のモノは1か所にまとめた方がよい」とよく聞きますが、必ずしもそうとは限りません。例えば、ペンやハサミなど家のあちこちで頻繁に使うモノは、使う場所にそれぞれ収納しておくと、出すのもしまうのもラク。

モノの収納場所は、一度決めるとなんとなくそこにあるのが当たり前になり、そのせいで余計な労力を使っていることに気づけないことがあります。

固定観念を取り払って使う場所の近くに収納場所を変えると、出すのもしまうのも一気にラクになり、疲れない収納になりますよ。

疲れない収納術②動作が少ない収納にする

疲れない収納術2つ目は、「動作が少ない収納にする」です。

出すのもしまうのも大変な原因の1つとして「出したりしまったりするまでの動作数が多すぎる」ことも考えられます。

例えば、いつも使っているバッグの収納場所がクローゼットの中の場合、出すにもしまうにも「開ける→取る(置く)→閉める」という3回の動作が必要。そうすると、面倒だからいつも床に置きっぱなし…ということになりかねません。

でも、壁に取り付けたフックに「掛けるだけ」なら1回の動作でできるから、がんばらなくてもできますよね。

また、毎日使うマスクを引き出しの中にしまい、更にやフタ付きのケースの中にしまうとどうでしょう?取り出すまでの動作数が多く、大変。でも、例えばスタンドなどに立てて置いてあるだけなら「取る」という1回の動作で済みます。

このように「掛ける」「置く」「取る」など、少ない動作でできる収納方法にすると、疲れない収納になります。

特に、毎日使う通勤用のバックなど使用頻度の高いモノほど、ご自身の利用シーンを想定して、収納方法を見直すと効果的です。

疲れない収納術③セットで収納する

疲れない収納術3つ目は、「セットで収納する」です。

出すのもしまうのも大変な原因の1つとして「一緒に使うモノがバラバラに置いてある」ことも考えられます。

例えば、コーヒーを淹れるのに、豆を冷蔵庫から取り出して、フィルターを引出しから取り出して、サーバーを食器棚から取り出して…これでは、コーヒーを淹れるためにあちこち動き回る必要があります。

そこで「豆・フィルター・サーバー」をコーヒーセットにしてケースにまとめて収納しておくと、ケースごと取り出せば一度で準備できますよね。

その他にも、みそ汁セットとして「味噌・出汁・乾燥わかめ」、通院セットとして「保険証・診察券・お薬手帳」など、まとめて収納しておくと便利です。

このように、ただ何となく種類別に収納するのではなく、そのモノの日々の使い方を想像して、一緒に使うモノはセットにしておくと、出すのもしまうのも簡単。

がんばらなくても準備や片付けができるから、疲れない収納になります。

利用シーンを想定することで疲れない収納になる!

今回は、がんばらなくても片付けできる、出すのもしまうのも簡単な「疲れない収納術」を3つ紹介しました。

実は、収納は「いつもここにしまっているから」「これはここにしまうモノ」という固定観念にとらわれて、非効率になってしまっていることがあります。

そういった場合、ご自身の利用シーンを想定して見直すのが効果的。

今回紹介した3つの収納術、「使う場所に収納する」「動作が少ない収納にする」「セットで収納する」は、いずれも「自分が普段どのようにそのモノを使っているか」を見直すことから始まります。

片付けが苦手な方こそ、ご自身の利用シーンを見直して3つの収納術を実践すると、がんばらなくても片付けできるようになりますよ。

ぜひ本記事を参考に、みなさまの暮らしにも取り入れてみてくださいね。

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