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【試写】お風呂に入って身体もココロもあったまろう!『湯道』

  • 2023.2.11
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こんにちは。おいしいものとおしゃれが大好きリビングふくおか・北九州web地域特派員のakiです。

2023年2月23日(木・祝)より全国東宝系にて公開となる映画『湯道』を試写にて一足お先に拝見しました! その名の通りお風呂がテーマの映画なんですが、「お風呂」を日本の新しい伝統文化として『湯道』と位置づけた小山薫堂氏が作り出す世界観。『湯道』に初めて足を踏み入れた私がレポをお届けします!

豪華すぎるキャストにワクワクが止まらない!

「おくりびと」の脚本を手掛け、「くまモン」の生みの親でもある放送作家の小山薫堂氏。 その小山氏が2015年に、日本の文化「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道「湯道」を提唱。その「湯道」を本人による完全オリジナル脚本にて奇跡の映画化!!! 小山薫堂×「マスカレード」シリーズ制作陣×超豪華出演者によるお風呂エンターテイメント!

出典:リビングふくおか・北九州Web

(C)2023 映画「湯道」製作委員会

主演は数々の映画ドラマで主役を務めてきた生田斗真さん!それだけで面白い映画だろうと予想してしまうのですが、なんと出演している役者さんが「え?この役者さんも?」「この方まで??」ともうワクワクのオンパレード!生田さん演じる主役の弟役には濱田岳さん。物語を支えるマドンナ役に橋本環奈さん。さらに小日向文世さん、戸田恵子さん、寺島進さん、角野卓造さん、柄本明さん・・・まだまだ書ききれない「この人まで出てるの??」が楽しみなキャストの面々なんです!!

古びた町の小さな銭湯が物語の舞台

都内で建築事務所を経営する三浦史朗(生田斗真)は仕事がうまくいかず、父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」をマンションに建て替える計画を持って、久しぶりに実家に戻る。 その銭湯は小さいながらも地元の人たちに愛されており、なんとか切り盛りするのが弟の三浦悟朗(濱田岳)。父親の葬儀にも出席もせず、突然戻ってきたと思ったら今度は守り続けている銭湯をマンションに建て替えるという史朗に強く反発する。 建築士として一度は都会で成功した史朗だったが、独立の厳しさを知って人生を斜めにみている史朗。「まるきん温泉」とそこを訪れる常連さんたちとの関わりで、どう変わっていくのか??

「まるきん温泉」を中心にそれぞれの思いが交錯する

一方の弟、悟朗は言葉少なく亡き父と同じく黙々と「まるきん温泉」を切り盛りする。地元の常連さんの笑顔を励みに、ここを守ることが自分の使命だと思うのだが・・・ その「まるきん温泉」で住み込みで働くのが秋山いづみ(橋本環奈)。明るく活発で「まるきん温泉」を照らす太陽のような存在。常連客からも看板娘として愛されている。 そんないづみにも「まるきん温泉」を支えたい!と思う理由があって・・・ また、常連客の一人ひとりが、この銭湯で過ごす時間を日常の中の癒し時間として大切に思っている。 さて、「まるきん温泉」はマンションに建て替わるのでしょうか?

目を背けていた場所と向き合うとき・・・

史朗と悟朗は「まるきん温泉」の今後をどうするかで意見が異なり、お互いに歩み寄ることはない。そんな中、悟朗がケガをして「まるきん温泉」の営業ができなくなる。 半ば無理やり・・・仕方なく番台に座る史朗。 だがそこから見える景色は、これまで知ろうとしなかった大切なものや人の心を映していて、史朗の心を大きく揺らすのだった。 父の代から長くそこにある銭湯には、親子、夫婦、家族の思い出や歴史が積み重なっていることを知る。自分の価値観だけで人は生きてしまうことが多いですが、目線を変えるだけで違う世界が広がること、見えなかったものが大切なことに気づくことってありますよね。 そんなことを思いながら、お風呂にゆっくり浸かりたいな~と思う私なのでした。

『湯道』を学び、極める人たちの想い

まるきん温泉の常連客でもある横山正(小日向文世)は定年間近の郵便局員。唯一の趣味が「お風呂」であり、湯道会館で家元から「湯」の所作や「湯道」のすばらしさを学んでいる。 正の、湯道に対する想いの深さや家元への尊敬の眼差しは真剣そのものなのですが、ちょっとだけ笑えてしまうのは私だけでしょうか? 『湯道』の本質ってなんだろう?毎日私たちが浸かるお風呂に真剣に向き合ったことってあるかな?この映画のすべてを通して、小山薫堂氏が伝えたい「湯の道」とは?

美しい身体と笑いの要素もお見逃しなく!

物語そのものが観ているこちらにいろんなことを思い出させるのですが、忘れてはならない生田斗真さんの美しいボディライン! いや~、鍛えられてて素敵ですので是非そこもお見逃しなく☆ また、『お風呂エンタメ』とうたっているだけあって、各所にぷふっと笑ってしまうシーンが散りばめられています。真っ暗な映画館でつい吹き出してしまうことが何度もあって(近くにいた方すみませんでした!!)誰がどんな風に面白いのか、実際見て感じてくださいね!

笑って、泣いて、整って。

お風呂って、ただ身体を洗うひとつのルーティンになっていたのですが、この映画をみてこれまでの人生でお風呂で過ごした思い出を振り返ってしまいました。 父と入っていた子供の頃のこと、リンスを大量に使って(笑)髪をつやつやにしようとした思春期のこと、好きな人に振られてお風呂の中で泣いたこと。仕事の疲れを癒したこと。こどもが生まれたらこどもと過ごすお風呂時間。 たまにいく銭湯が大きくて特別で、それぞれの年代で親と、友達と、夫とこどもと過ごした思い出はどれも楽しくて幸せなひととき。 肩まで浸かって「はぁ~~(⌒∇⌒)」と深呼吸したときの、あの解放感。 ひとりひとりの『湯道』の在り方を、この映画を観て、想いを馳せてはいかがでしょうか?

『湯道』 2023年2月23日(木・祝) 全国東宝系にて公開 企画・脚本: 小山薫堂 音楽: 佐藤直紀 監督: 鈴木雅之 出演: 生田斗真・濱田岳・橋本環奈・小日向文世・戸田恵子・寺島進・厚切りジェイソン・ウエンツ瑛士・朝日奈央・生見愛瑠・吉田剛太郎・窪田正孝・夏木マリ・角野卓造・柄本明・他 福岡の上映劇場:TOHOシネマズ天神・ソラリア館 TOHOシネマズららぽーと福岡 ユナイテッド・シネマキャナルシティ13 T・ジョイ博多 ユナイテッド・シネマ福岡ももち シネブレックス小倉 T・ジョイリバーウォーク北九州 小倉コロナワールド イオンシネマ戸畑 T・ジョイ久留米 イオンシネマ大野城 ユナイテッド・シネマなかま16 TOHOシネマズ福津 TOHOシネマズ直方 ユナイテッド・シネマトリアス久山 イオンシネマ福岡 セントラルシネマ大牟田 イオンシネマ筑紫野 特報: https://www.youtube.com/watch?v=epCzR8_Xx2E&t=2s 公式サイト: https://yudo-movie.jp/

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