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読めば今すぐ片付けたくなる!整理のプロが部屋を片付けて手に入れた「理想の暮らし」

  • 2023.2.9
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整理収納アドバイザーむらさき すいこです。片付けを始めようとすると「理想の暮らしを思い描きましょう。」と、読んだり聞いたりしたことがありませんか?片付かない住まいに居ると、理想の暮らしが思い描けないという声をよく聞きます。今回は、片付けが苦手だった私が実際に思い描いた理想の暮らしとともに、片付けて手に入れた暮らしや思考を5つご紹介します。

片付ける前には「理想の暮らしを思い描く」のが大切

片付けを始めようとすると、「まずはじめに理想の暮らしを思い描きましょう。」と、読んだり聞いたりしたことがありますよね。

もしも今、あなたが片付いていない住まいに身を置いていることで、

「理想の暮らしなんて想像できない。」

「あまりにも抽象的過ぎてピントこない。」と思う場合があるかもしれません。

でも、片付けを始める時に「理想の暮らしを思い描く」ことはとても大切なことなのです。

それをしないと、地図を見ずに旅行に行くのと同じ。

目的を見失い、目的地までたどり着けず挫折してしまうことになってしまうのです。

私は整理収納アドバイザーとして仕事をしていますが、かつては物が多く、片付けが得意ではありませんでした。

1年以上かけて今の「理想の住まい」に片付けていったのです。

私が片付けを始める時に思い描いた理想の暮らしは

①花と緑を飾る

②厳選した物で暮らしを楽しむ

③お気に入りのカップでコーヒーを飲む

④親戚や友達を気軽に招く

というごくごく身近なものでした。

片付けたことで理想の暮らしが手に入り、更には目に見えない効果も得ることができました。

そこで今回は、上記のような理想の暮らしの描き方とともに、片付けたことで得られた5つの効果をご紹介します。

①暮らしを楽しめるようになった

1年以上かけて家の片付けをしたことで、「花や緑」を飾ることができるようになりました。

植物は片付いた部屋に飾ってこそ映えるもの。

日当たりの悪い場所、植物を置くのに適さない場所には手入れ要らずで枯れる心配のないフェイクグリーンも活用しています。

片付いたことでインテリアにも興味が湧くという「プラスの効果」がありました。

また、長年お客様用に取り置いていた食器を普段使いすることで、日々の暮らしが豊かになり心から暮らしを楽しめるようになりました。

②時間に余裕ができた

物の整理をして不要な物を手放すと、管理する時間を格段に減らすことができます。

毎日100個の物を片付けるより、10個片付ける方が、取られる時間が圧倒的に少ないですよね?

日常的な片付けがとても楽になるうえ、家具や床に無駄な物を置かなくなることで掃除も短時間で済ませられます。

そうすると時短家事になり、必然的に「時間に余裕ができる」わけです。

時間ができたら片づけるのではなく、「時間を作るために先に片付ける」のです。

③やりたい事に注力できた

以前は、せっかくの休日が朝から溜まった家事と片付けに追われて、気づけば夕方。

いつも時間に追われて、休めるはずの休日なのにかえってストレスを溜めてしまうことも。

片付けたことで、空間と時間と心、さらには経済的にゆとりができて、自分が本当にやりたい事に情熱を注ぐことができるようになりました。

④先送りをしなくなった

宅配で届いたダンボールの処理、郵便物の処理、買い物の仕分けなど、つい後回しにしがちなことをすぐに行動に移せるようになりました。

いちどスッキリした空間の心地よさを味わうと、二度と後戻りをしたくないという思いから、未完の事柄を早く済ませたくなります。

⑤自分軸で生きられるようになった

「物の整理は心の整理」といわれています。

似合わないとわかっているのに「いつか着るかも」。

着心地が悪いのに「数回しか着てないから」。

好みじゃないのに「捨てたらあの人に悪い」。

これ、すべて物軸・他人軸になっているのにお気づきですか?

整理は「自分」がどうしたいのか問い続ける作業。

物の整理を通して、「本当は自分がどうしたいのか」「自分が本当に好きなのは何か」を問い続けます。

そうすることで物や他人軸ではなく自分の軸で生きられるようになっていきます。

いかがでしたか?

片付けた先の暮らしや思考を知ることで、「理想の暮らしを思い描くヒント」になりましたら嬉しいです。

理想の暮らしは「スッキリした」とか「快適な」などといった抽象的なイメージではなくて、具体的に「片付いた家でやりたいこと」を想像してみて下さい。

壮大なスケールで考えるよりも、身近な小さなことで大丈夫!

そうすることで、「辛い片付け」から「楽しい片付け」に変わり、片付くスピードが格段に上がります。

叶えたい理想の暮らしが、片付けに奮闘するあなたの背中を押してくれることでしょう。

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