1. トップ
  2. グルメ
  3. 【移転 Open・沼山津】みんな大好き「宝屋パン」が移転。これぞ“くまもとの宝”

【移転 Open・沼山津】みんな大好き「宝屋パン」が移転。これぞ“くまもとの宝”

  • 2023.2.9
  • 694 views

OPEN/2023年1月27日 宝屋パン

九品寺・鎮西通りにあった「宝屋パン」。昨秋にひっそりとお店をたたみ、気になっていた人も多いのでは。ようやく新天地・沼山津で再始動された聞きつけて、お店に出かけてみました

お店の隣には広~い工場も併設 TAKARAYAのロゴが目立ちます

出典:リビングくまもとWeb

お店のお引越し先は、沼山津の住宅街の中。向かって左に店舗、右が工場になっています。 土曜の昼過ぎとあって、お店にはひっきりなしにお客様が訪れていました

出典:リビングくまもとWeb

こちらが店内。以前のお店より少しスペースが狭くなった印象も。ですが、ここそこに美味しそうなパンが…。香りも空腹を誘います そして「宝屋パン」の木箱、存在感ありありです!

お目当ては、これ!「みふねのめぐみ」期間限定のプレミアム・フランスパン

出典:リビングくまもとWeb

リビング熊本2月4日号でご紹介した、御船産の小麦「みふねの穂」を使った、 期間限定のフランスパンがこちらで販売されています!

出典:リビングくまもとWeb

店内には、貴重な小麦粉「みふねの穂」がディスプレイされていました。 デュラム小麦の国内生産は、ほぼ0%、本当に幻なんだそう!

出典:リビングくまもとWeb

こちらが焼きあがったばっかりの、宝屋さんオリジナル「みふねのめぐみ」。 いい色に仕上がって、今すぐ食べたい感じ

ありがたいことに、リビングの配布直後からお店にお問い合わせや来店がとても多く、 大評判だそう。嬉しい限りです!

創業75年を迎える老舗が、九品寺→沼山津へ。その理由、気になりますよね

出典:リビングくまもとWeb

特別に工場スペースを見学させてもらいました。お店以上に、いい香り☆ せっせとパンを焼くのが、代表の黒瀬さん。以前、低糖質パン(マッチョパンなど)の紹介記事でもお世話になりました

出典:リビングくまもとWeb

おっきな大きなパン焼き窯と格闘する黒瀬さん! これこそが、この地にお引越しした理由

宝屋の看板商品、フランスパンを焼く専用の窯。これは、先代(黒瀬さんのお父様)が熊本地震の後に購入して、愛用していた窯だそう。九品寺の店舗兼工場の老朽化やコロナでの需要の落ち込みから、やむなく閉店を決意。

パンを愛し、宝屋を愛する黒瀬さんが、その志を継ぐ形で新店舗&新工場の移転先をいろいろ探されたそう。ですが、なかなかこの大きな窯が入るスペースが見つからない!! 熊本市内を諦め、郡部やいろいろな場所を検討する中で、巡り逢ったのがこの沼山津のこの場所。もともと倉庫として使われていたので、天井がたかく、窯も無理なく収まっています

なんでも、4段フル稼働すると、丸いフランスパンが一度に400個ほど焼けるのだとか! 宝屋さんは店舗での販売のほか、ホテルや結婚式場にたくさんパンを卸されているんです

ごはん系に甘いもの系、ピザ…街のパン屋さんはこうじゃなくっちゃ

出典:リビングくまもとWeb

くるみにチョコチップ、クリームたっぷりのパン、ウインナーがのったものも… お子さん連れのお客さんも多く訪れていましたが、みんなそれぞれお気に入りをトレーに乗せて、とっても嬉しそうな顔をしているのが印象的でした

出典:リビングくまもとWeb

ピザは3種類あって、各250円。お子さんの顔くらいの大きさなので、結構大きいんです

出典:リビングくまもとWeb

こちらも看板商品のひとつ「マーブルパン」160円。ひとつ一つ模様が違うので、選ぶのが楽しいですよね

出典:リビングくまもとWeb

そうそう、宝屋さんといえば忘れてはいけないのが、「低糖質パン」。なんと糖質70%オフ! しかもとっても美味しいんです。ダイエット中の人、これまでの低糖質パンに納得いかない人は、ぜひぜひ

ありがとう御船の小麦粉さん。うまし、旨し!コスパもすごすぎます、さすが熊本の老舗

出典:リビングくまもとWeb

こちらが本日の購入品、5点合計1030円。なんでも値上げのこのご時世で、コスパ良すぎませんか! 左上段が「みふねのめぐみ」300円、右手前の「めんたいフランス」160円にも、御船産の小麦粉が使われているそうです

出典:リビングくまもとWeb

いよいよ「みふねのめぐみ」でランチタイム。パンが主役なので、サラダはコンビニで買ったものを盛り付けただけ。。。 スライスしたパン3枚のうち1枚は、軽くトーストしてバターをのせてみました。 うん~まぁい! 小麦粉の香り、自然な甘さと塩味、主役だけど脇役にもなれる。ずっと食べていられる美味しさです

熊本にいるからこの超貴重な国産、しかも地元産の小麦を使ったパンが食べられる。 しかもこのプライスで、、、これこそ贅沢ですね

「宝屋パン」の歴史が、またここから始まります

出典:リビングくまもとWeb

店内の一角に飾られていた金属製のプレート。これは、九品寺で使っていたパン焼き窯のエンブレムだそう。先代が毎日使っていた愛着のある窯。 残念ながら寿命を迎えてしまったけれど、この店名が記されたプレートだけは、いまでも新しいお店を見守っています

出典:リビングくまもとWeb

「フランスパンやマーブルパンなど、先代の頃から大切にしてきたパンはもちろん、地元の食材や粉を使ったパン作りなど、いろいろ挑戦していきたいですね」と、笑顔の黒瀬ご夫婦。 熊本を代表する、街のパン屋さん。新しい宝物をもっともっと、作ってくださいね *「みふねのめぐみ」は、期間限定商品です

リビング熊本スタッフ/りきてん

【2023年1月27日グランドOPEN】 宝屋パン 住/熊本県熊本市東区沼山津2-4-26 営/8:00~19:00(売り切れ次第クローズ) 休/不定休 駐車場/約2台 096-288-9161 Instagram @takarayapan

元記事で読む
の記事をもっとみる