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「周りの人への配慮が大切」叱らないママ友に、子の迷惑行為を注意するよう諭すと?<ママ友トラブル>

  • 2023.2.7

念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。

みやこさんの出産祝いに来た友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、あさ子の連絡先をブロックしたのに、後日状況を知らない友人・さえ菜があさ子を家に連れて来てしまいました。

『叱らない育児』は「子どもが何をしても叱らなくていい」と誤解し、公共の場で子どもが騒いでも、迷惑をかけても注意しないあさ子。みやこさんは、これからも友人関係を続けるなら、ある「条件」を守ってほしいと言います。

「子どもたちが他の子に、遊んでたおもちゃを取られたり、叩かれて大泣きしても、その子のお母さんが我関せずで、何もしなかったらどう思う?」

「何それ! そんなこと子どもたちにされたら許せない!」

「でもそれ、同じようなこと、あんた南さんにやってたから」

ここまで言われて、ようやく自分がしてきたことに気づいたあさ子。しかし「でも叱らない育児が……」と言い訳するあさ子に、みやこさんは……?

育児において「叱る」ことは不可欠……そう伝えると

「叱らない育児は『子どもをただ放っておく育児方法』じゃないよ」

「私個人の意見としては、ケガしたり、させられたり、命の危険がある行動は強く叱ったほうがいいと思う。子どもが間違った行動をしているのに、何もしないのは、放置しているのと変わらない」

「それでもやっぱり大切なのは、周りの人への配慮や振る舞いだと思うの」

みやこさんは、『叱らない育児』を否定するわけではなく、あさ子のやり方や考え方が間違っていることを丁寧に説明し、伝えました。「でも」「だって」と言い訳を繰り返すあさ子に、みやこさんの思いは伝わるのでしょうか。伝わらないようでは、ここで友人関係は終了です。

子育てでは人に迷惑をかけてしまうことがあります。子どもは親の思い通りにコントロールできないので、泣いたり騒いだりしてしまうことももちろんあります。でもそのとき、周りの人たちへ配慮ができるかどうか。きちんとした対応ができるかは親次第。あさ子もそのことに気づけるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター あおば

ワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。

ベビーカレンダー編集部

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