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Prime Video配信中『ペイバック~金と権力~』が韓国でも好調な理由

  • 2023.2.7

SBSの法廷ドラマがまた通じた。

1月6日から放送中の『ペイバック~金と権力~』(Prime Videoで同時配信中)が、第7話で自己最高視聴率(11.1%/ニールセンコリア調べ)を更新し、第8話は10.7%で二桁を維持している。

同作は、“法”と結託した“お金”のカルテルに立ち向かう“両替商”ウニョンと、“法律技術者”ジュンギョンの痛快な復讐劇。イ・ソンギュン、ムン・チェウォンが主演を務めている。

SBSはジャンルドラマの受けがいい金・土曜ドラマ枠に『ペイバック』を編成し、再び視聴者をテレビの前に集めた。

(画像=SBS)

昨年末に行われた「2021 SBS演技大賞」には、5人の俳優が大賞にノミネートされた。

『悪の心を読む者たち』のキム・ナムギル、『わずか1000ウォンの弁護士』のナムグン・ミン、『アゲイン・マイ・ライフ ~巨悪に挑む検事~』イ・ジュンギ、『なぜオ・スジェなのか』のソ・ヒョンジン、『ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム』のキム・レウォンだ。

このうちナムグン・ミン、ソ・ヒョンジンは弁護士役を演じ、イ・ジュンギは検事役、キム・レウォンは刑事、キム・ナムギルはプロファイラー役を演じた。

まさにジャンルドラマ、特に法廷ドラマブームといえる中、法律とお金をテーマとする『ペイバック』まで通じた。SBSで放映される法廷ドラマは“ヒット必至”と見てもいいほどだ。

それに関してSBSの関係者は「わざと法廷ドラマを多く放送しているわけではない。金・土曜ドラマ枠がジャンルドラマに特化したため、こういうアイテムが多く使われた」と説明した。

また、「最近の試聴トレンドは正義が勝利する痛快なドラマだ。必ずしも法廷ドラマが好まれるというより、法廷ドラマが視聴者に代理満足を与える最も魅力的なアイテムだ」と付け加えた。

法廷ドラマは起承転結がはっきりしていた作品を理解しやすく、スカッとする結末で正義を実現するというメリットがあり、数年前から視聴者に愛されてきた。ここ最近は法廷ドラマが急増し、視聴者が法律用語にも慣れたため、試聴に無理がないのもメリットである。

さらに『ペイバック~金と権力~』は、誰もが欲しがる「お金」も一緒に扱う。

(画像=SBS)

法律より高い場所にあるお金のせいで起きた残酷な事件と、お金を持つ者たちを法律で復讐する物語が痛快さを与える。

イ・ソンギュンを皮切りに、ムン・チェウォン、カン・ユソク、パク・フン、キム・ホンパなど、実力派俳優たちの演技合戦に加え、悪人を懲らし、悪人と手を組んで別の悪人を攻撃するといった展開が視聴者を惹きつけている。

地道に視聴率を伸ばしている『ペイバック』が、最初から最後まで完璧なドラマとなるか、注目が集まる。

(記事提供=OSEN)

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