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「キャ別」「人肉」とは!? 義母が使っている不思議な日本語の表現【こどもと見つけた小さな発見日誌 Vol.57】

  • 2023.2.7

こんにちはモンズースーです。

今回は義母が買い出し用のメモを書いていたときのお話です。

■義母の「キャベツ」の表現が不思議だった

義母は買い出しのメモに「キャベツ」を「キャ別」と書いていたので、初めて見る書き方に長男が不思議そうにしていました。

私もキャベツの漢字を知らなかったので、義母は「キャベツ」の「キャ」の漢字は難しいから「キャ別」と書いたのかなと思ったのですが…。

長男が「キャ」の漢字を聞いてみると、義母は「そこの漢字は知らない」と言います。

そして、キャベツの「キャ」は、どう書くのかという話になり、調べてみることに。

キャベツの漢字を調べたところ、「甘藍」または「玉菜」「球菜」と出てきました。

どの言葉にも「別」という漢字は使われていません。

■「キャ別」は間違いではない!?

しかし、「キャ別」で検索すると、問題なく「キャベツ」の検索結果が出ますし、八百屋さんや野菜売り場の「キャ別」と書かれたポップ画像も出てきます。

どの画像も「キャ別」と書かれていて、義母のメモ通り「キャ」は漢字ではなくカタカナでした。

難しい漢字だから使わないのではなく、この書き方の場合、カタカナと漢字で「キャ別」が正解のようです。

業界用語なのか、昔使っていて使われなくなった表現なのか詳しくは分かりませんが、珍しくはなく、よく使われる書き方のようでした。

義母は昔、市場で働いていたことがあるそうなので、そのときに知った表現なのかもしれません。

辞書に載っているもの以外にも、いろいろな日本語の表現があるのですね。

その数ヵ月後、義母がニンニクを「人肉」と書いているのを見ました。

人肉…。

野菜と知っていればニンニクと読めますが、知らないと違う意味を連想して、怖いですね…。

(モンズースー)

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