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ビヨンセでも渋滞にはまる!グラミー賞に大幅遅刻で心配されるも偉業達成【スピーチ訳】

  • 2023.2.6

ビヨンセが渋滞に巻き込まれて第65回グラミー賞授賞式に大幅な遅刻。授賞式に間に合うかと不安視されたものの、無事に間に合い、歴代で最多の受賞者になるという歴史的な偉業をなしとげた。(フロントロウ編集部)

ビヨンセがグラミー賞授賞式に遅刻

日本時間2月6日に米ロサンゼルスにあるクリプト・ドットコム・アリーナで開催された第65回グラミー賞授賞式で、今年の主役の1人と目されていたビヨンセが大幅に遅刻するというハプニングがあった。

画像: ビヨンセがグラミー賞授賞式に遅刻

主要3部門を含む今年最多となる9部門にノミネートされて、初となる最優秀アルバム賞の受賞も期待されていたビヨンセは、事前のレッドカーペットで何を発言するかも注目されていたが、レッドカーペットには登場せず。“もしや欠席では?”という見方もあったなかで、ビヨンセが見舞われていた事態が発覚したのは、最優秀R&Bソング賞の受賞者が発表されたとき。

ビヨンセの最新アルバム『ルネッサンス』に収録の「CUFF IT」が同賞を受賞したのだが、ビヨンセはここでも登場せず。ビヨンセと同曲を共作したナイル・ロジャースとザ・ドリームが同賞を受け取った。

画像: ビヨンセについて説明する司会のトレヴァー・ノア(左)と、グラミー賞のトロフィーを受け取ったナイル・ロジャース(中央)とザ・ドリーム(右)。
ビヨンセについて説明する司会のトレヴァー・ノア(左)と、グラミー賞のトロフィーを受け取ったナイル・ロジャース(中央)とザ・ドリーム(右)。

その後、司会のトレヴァー・ノアがビヨンセの状況について説明。なんと、ビヨンセが会場にいないのは、渋滞に巻き込まれてしまってまだ到着できていなかったから! 「ビヨンセは向かっています。L.A.でグラミー賞を開催する利点は誰もが来られるということです。L.A.でグラミー賞を主催することの弱点は、その交通量です」とトレヴァーはジョークを飛ばした。

ちなみに、ビヨンセは授賞式よりも前に発表されていた最優秀トラディショナル・R&B・ヴォーカル・パフォーマンス賞(「PLASTIC OFF THE SOFA」)と最優秀ダンス・レコーディング賞(「BREAK MY SOUL」)をすでに受賞していたため、最優秀R&Bソング賞でこの日3つ目の受賞。この時点でグラミー賞におけるビヨンセの通算受賞数は31。歴代最多タイの受賞数となった。

もしこれ以降に発表される賞でビヨンセが受賞すれば、単独で歴代最多に躍り出ることになり、ビヨンセにとっては一生に一度しかない機会。果たしてビヨンセは間に合うのか、世界中のファンが見守っていたなか、無事、この後にビヨンセが到着した!

ビヨンセが32度目の受賞でグラミー賞歴代最多受賞者に

ビヨンセが夫であるジェイ・Zと共に、かなり遅れて授賞式の会場に到着すると、間もなくして最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞の発表に。ビヨンセはここでも見事に受賞して、グラミー賞の通算獲得数を32にのばし、単独で歴代最多の受賞者となった。

画像: ビヨンセが32度目の受賞でグラミー賞歴代最多受賞者に

黒人LGBTQ+コミュニティや、ゲイと公言していた叔父の故ジョニーにトリビュートを捧げた作品である『ルネッサンス』で偉業を達成したことを受けて、ビヨンセは「エモーショナルになりすぎないようにしています。ただこの夜を享受したいと思っています」と受賞スピーチを始めて、「叔父のジョニーに感謝したいと思います。ここに存在はしていませんが、彼の魂はここにあります」と、今は亡き愛するジョニーを称えた。

ビヨンセは次のように続けた。「それから両親にも感謝を。父と母は私を愛し、応援してくれました。素敵な夫や、テレビでこれを観ている美しい3人の子どもたちにも。そして、クィア・コミュニティにはその愛と、この(ハウスという)ジャンルを発明してくれたことを感謝したいです。皆さんに神の御加護がありますように」。

残念ながら、期待されていた主要部門は1つも受賞できないという結果に終わってしまったが、それでも4部門を手中に収めて、グラミー賞の歴史に名前を刻んだ。(フロントロウ編集部)

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