1. トップ
  2. BTS、悲願かなわず…グラミー賞3部門にノミネートされるも受賞ならず、3年連続で“候補”まで

BTS、悲願かなわず…グラミー賞3部門にノミネートされるも受賞ならず、3年連続で“候補”まで

  • 2023.2.6

ポップスターのビヨンセが「第65回グラミー賞」で4冠を達成し、グラミー歴代最多受賞者となった。BTS(防弾少年団)は3部門にノミネートされたが、受賞は惜しくも不発に終わった。

2月6日午前(日本時間)、米ロサンゼルスで第65回グラミー賞授賞式が開かれた。

第63回グラミー賞の「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」部門に『Dynamite』でノミネートされ、韓国大衆音楽アーティストの初の記録を作ったBTSは、翌年も『Butter』で同部門にノミネートされた。そして今年も3部門にノミネートされ、3年連続ノミネートという歴史を作った。

3部門にノミネートされるも…

 

まず『Yet To Come(The Most Beautiful Moment)』で「ベストミュージックビデオ」部門にノミネートされたBTSだったが、受賞したのはテイラー・スウィフトだった。

続いてBTSは、英バンドColdplayとコラボして発売した『My Universe』で「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」部門にノミネートされたが、トロフィーはサム・スミスとキム・ペトラスの『Unholy』に渡された。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS

ノンバイナリーパーソン(nonbinary person=自身の性自認に男女の枠組みがない人)のサム・スミスと、トランスパーソン(trans person=出生時の戸籍の性別が自身の性自認と異なる人)のキム・ペトラスが一緒に歌った曲で、初めてグラミー賞にノミネートされて話題を集めた『Unholy』が受賞に成功したことにより、キム・ペトラスはトランスジェンダーとして初めてグラミー賞を受賞することになった。

『My Universe』が収録されたアルバム『Music Of The Spheres』も「今年のアルバム」部門にノミネートされたが、栄光に浴したのはハリー・スタイルズの『Harry's House』だった。

同日、最も注目を集めたアーティストは断トツでビヨンセだった。ビヨンセは今年の授賞式で計9部門にノミネートされ、通算88回のグラミー賞ノミネートという大記録を成し遂げた。これは夫のジェイ・Zと同率の記録で、夫婦は「最も多くグラミー賞にノミネートされたアーティスト」のタイトルを持つことになった。

特にビヨンセは、これまでグラミー賞で計28回の受賞経歴を持っているだけに、今年でハンガリー出身の指揮者である故ゲオルク・ショルティの計31回の記録を超えるかが熱い関心となった。

この日、交通渋滞で授賞式に遅刻したビヨンセは「ベストダンス/エレクトロニックアルバム」「ベストR&Bソング」「ベストダンス/エレクトロニックミュージックレコーディング」「ベストトラディショナルR&Bパフォーマンス」の計4部門の受賞に成功し、グラミー史上最多受賞者になった。

ビヨンセは「あまり感情的にならないように努力している。ただこの夜を満喫しようと努力中」とし、両親と夫、3人の子供に感謝の意を表した。

他にも「今年のレコード」はリゾが受賞し、「今年の歌」はボニー・レイットの『Just Like That』、「新人賞」はサマラ・ジョイが受賞した。

(記事提供=OSEN)

元記事で読む
の記事をもっとみる