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「自分の年齢わかってる?」フラダンスに没頭した私の第2の人生! しかし息子からは大不評!?

  • 2023.2.6

息子たちが成人し、夫と2人だけの時間には何か物足りなさを感じていた50代前半の私。ある日、地元のイベントで見たフラダンスに惹かれ、フラダンス教室に入会しました。習い始めて1年後には、小さなステージに立てるまでに成長! ロコガールを目指して、普段のファッションもハワイアン仕様にし、自分ではかなり好感触だったのですが……。ある日言われた息子からのひと言で目が覚めました。

夫と2人、刺激のない毎日

私には2人の息子がいます。2人とも成人してからは親元を離れ、そのうち1人は結婚もしました。

私も今まで子育て中心の生活を送っていましたが、それもひと段落し、時間と心に余裕が生まれたため、次第に自分の時間を楽しみたいと感じるようになるようになりました。

初めは夫婦2人の時間を楽しむのもいいな! と思い、夫と2人で出かけたり、畑仕事をしたりといろいろ挑戦しました。決して2人の時間が楽しくなかったわけではありませんでしたが、普段から言葉数の少ない夫との時間ばかりだとすぐに飽きてきてしまい、物足りなさを感じていました……。

そんなとき、地元の道の駅で開催されていた小さなイベントでフラダンス教室のメンバーがダンスを披露しているところに遭遇! 自分と同じ世代の方々が楽しそうに、輝くように踊っている姿を見て、「自分も一緒にやってみたい!」と思い立ち、すぐに教室への入会を希望しました。

私服もハワイアンを意識するように

今までの生活といえば、子育て中心の毎日。運動したり、ファッションを楽しんだりなど、自分のためにたっぷりと時間を使うことはありませんでした。

そのため、久々の運動は心地良く感じる時間となりました。また、フラダンス教室の仲間と一緒に汗を流したり、他愛のない話をできたりすることが、自分の中でかけがえのない時間になっていったのです。

フラダンス教室に入って一番衝撃を覚えたのは、ファッションでした。フラダンスの衣装というと、派手なデザインが多いだけでなく、腕や肩が出た露出多めのファッションがメイン。

もちろん最初は抵抗がありましたが、教室のメンバーと一緒であれば、露出が多めであっても次第に抵抗がなくなっていました。また、フラダンスは衣装以外にもメイクやアクセサリーなど、南国らしいアイテムがたくさん!

今までの生活では触れなかったものを身に着けられるのも魅力でした。そして、私はフラダンスのかわいらしくキラキラしたものにどんどん惹かれていったのです。

フラダンスを始めたことは、今まで経験できなかった服装にチャレンジするきっかけにもなり、私のフラライフはとても充実したものになっていました。

フラダンスを始めたことで、私の生活は一変! 私服やステージに向かう際の楽屋着にも南国の雰囲気を感じるものを取り入れるようになりました。

また、「踊りもうまくなったね」という先生の言葉を真に受け、「もっとうまくなりたい! 多くの人に見てもらいたい!」という気持ちが沸々と湧き上がってきたのです。

その結果、スリットの入ったハワイアン柄のワンピースを着て、SNSにフラダンスの動画を上げるまでに。

SNSに動画をアップした途端、周りの仲間から大反響! その反応がうれしくて、流行りの曲に合わせて踊ったり、フラダンスをアレンジしたりするようにもなりました。

「もっともっと見て欲しい!」という思いがどんどん強くなっていき、次第にファッションもダンスもエスカレートしていったのです。

息子からのきついひと言!

親元を離れていた息子が年末に実家へ帰ってきたときに、楽しいフラライフについて話しました。今まで子ども優先に頑張っていたので「楽しみを見つけられてよかったね」という息子からの温かい言葉を期待していました。

しかし、息子から返ってきたのは「前から思っていたけど、自分の年齢わかってる? SNSでも変な格好で踊ってるって友だちから聞いて本当に嫌なんだけど。私服もSNSもまじで痛いから!」と容赦のない言葉を言い放たれてしまいました……。

言われた直後はショックで声も出ませんでした。しかし、息子の言葉で初めて自身のファッションが過剰で、「ただおばさんが調子に乗って若作りしている」という感じで見られていたことに気が付きました。

私が自信を持って披露していたファッションは、完璧なひとりよがりだったのです……。

その後もフラダンスは相変わらず楽しんでいます。しかし、SNSにダンス動画をアップすることや露出の多い私服や派手な南国風のワンピースは避けるようになりました。

まとめ

今までがむしゃらに子育てをしてきた私。フラダンスという新たな趣味を見つけ、今までできなかったファッションができるという喜びが裏目に出てしまったようでした。息子からの言葉はつらく感じたものの、ズバッと率直に言ってくれたことには感謝しています。今後もフラダンスは続ける予定ですが、年齢にふさわしいファッションや振る舞いをする必要があることを痛感しています。似合うファッションは年齢とともに変化するもの。今後は家族の意見もしっかりと取り入れて今の自分に似合うファッションを見つけていきたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:かしいまゆこ

冷え性や肩こり、便秘などの身体の不調に悩む日々。食生活を見直しながら体質改善を励んでいます。ご自身や家族の健康に興味を持ってもらえるような体験談を執筆していきます。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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