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顔の広い人が実践 相手の心を近づけるためのトーク術とは

  • 2015.11.19

バリスタの知人と話していたとき、その顔の広さに驚かされたことがあります。広い交友関係をもとに、ちょっとしたチャンスをつかんだ彼。聞くところによると、株でかなりもうけたのだそう。

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初対面の人とも気軽におしゃべりできる、イタリアの人のコミュニケーション術には驚かされてばかり。しかし、「あの人は顔が広いよ」と誰もが一目おく人のトーク術は、少しちがうようです。

ここでは、ビジネスでもプライベートでも使える「相手の心をぐっと近づけるためのトーク術」について紹介します。

1.新聞の●●を読んで、トークのネタに

商社で営業をしている知人男性は、朝食のときに新聞を読むことを日課にしています。「どうやって時間を確保しているの?」と聞いたところ、「全ページのトップニュースだけを読んでいるんだよ」との答えが。

興味のないジャンルの記事でも頭に入れておくことで、どんな相手との商談でもうまく話すことができるのだそうです。

「新聞を読まない人も、ラジオを聞いたりテレビでニュースを見ていることがほとんど。そういうニュースはだいたい、新聞の各ページのトップになっていることが多いんだ」と語る彼。トップニュースを話のきっかけにすることで、契約成立につながっているといいます。

ジャンルごとに情報をわけて覚えたいから、テレビやラジオではなく、新聞を購入しているのだそうです。ときには重要記事を切りぬいて持ちあるき、クライアントと一緒に読んで、今後の見通しを話しあうこともあるとか。

2.「それでどう思った? どうだった?」を必ず聞く

カウンセラーをしている知人女性には、さまざまな業種の友人や知人がたくさんいます。「相談を持ちかけられることが多いんじゃない?」と聞いてみると「プライベートは別。仕事のときのように聞き役に徹したりはしない。でも、話すときに気をつけるポイントはあるわね」と教えてくれました。

相手が話しているときは相づちだけじゃなくて「それでどうだった? どういう風に思った?」と聞いてみることがコツだそう。初対面の相手でも話がはずみやすくなるといいます。

自分の話をするときは「××でこう思って、結果●●になったんだけどどう思う? あなたならどうする?」と話題をふり、相手の価値観や性格を知るヒントにしているとか。自分と合う人かどうかが短時間でわかるため、その後の人間関係を把握する際に役に立っているそうです。

「オチがある話=楽しいトーク」ではありません。どんな話題でも、お互いに楽しめる方向へもっていくことで好印象につながり、人間関係を広げられるもの。自分流のコツを見つけて、出会いの幅を広げてみるのもよさそうです。

(金丸 標)

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