「まぐわいの回数を書きなさい」姑からのありえない管理｜長男の嫁ってなんなの？

結婚当初から「孫はまだ？」と姑に責められていた主人公・つくし。しかし、なかなか子どもができず、ついに姑に不妊だと指摘されます。不妊治療をすることにしたつくしですが、まさかそんなことにまで姑は口出しをするなんて…。この記事では、ツムママさんによる漫画作品『長男の嫁ってなんなの？』電子書籍をご紹介する、試し読み企画をお送りします。※本記事は『長男の嫁ってなんなの？』から一部抜粋・編集しました。

姑は周囲にも「不妊の嫁」と漏らしている様子。そして、姑からの監視はエスカレート。夫・ひろしへはすべて相談できないため、「産婦人科へ一緒に行ってくれない？」とお願いしてみます。

ところが、行く気を見せない夫。姑からの過度のプレッシャーと、言葉とは裏腹な態度の夫。つくしの不満はたまっていく一方です…。身も心も休める場であるはずの家の中がこのような状態では息がつまりますね。

夫と妻の間にある「当事者意識の差」

不妊治療に対して当事者意識をもって臨んでいるつくしと、どこか他人事な夫。タイミングを取ることもできず、つくしは焦りをつのらせるばかりです。さらに義妹が妊娠中とあれば、余計にモヤモヤしますよね。

つくしとひろしのように、不妊治療に対する当事者意識の差で悩んでいる夫婦はめずらしくはないかもしれません。つくしの場合は義母がすべて指示を出していて夫婦の意見が受け入れられていないことも、その要因となっているかもしれません。不妊治療は義母のことではないのはもちろん、妻だけでもなく、夫婦のこと。そうした共通認識ができるように、しっかりと話し合ってから治療に臨みたいものですよね。

『長男の嫁ってなんなの？』書籍も好評発売中！

長男の嫁ってなんなの？

￥1,100〜（楽天市場）

著者：ツムママ、出版社：KADOKAWA

夫と結婚して4年。子どもはまだできません。そして私は義母とご近所さんから「不妊の嫁」と呼ばれています――「嫁いだ嫁っていうのは、死ぬまでみんなのご飯を炊くって決まっているのよ。昔から」「今月の《まぐわい》はいつなの？ 病院から帰ってきたら報告しなさい」毎日毎日、義母が私を責め続ける。なぜなら、私ができそこないの《長男の嫁》だから…。

作：ツムママ
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著者：ももこ