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静電気で老け髪に!美髪を守るヘアケア3つ

  • 2023.2.5

乾燥する冬に気になるのが「静電気」。静電気を帯びた髪はフワフワと広がりまとまりがなく、老け髪にも見えてしまいますよね。

美容師の筆者が、静電気に負けない美髪をキープするヘアケアをご紹介します。

■静電気が起こる原因

静電気が起こる原因は「乾燥」と「摩擦」。

静電気が起きやすい湿度は40%未満といわれています。冬場の乾燥や屋内での暖房の使用は、ますます静電気が起きやすい状態です。

また、乾燥した髪同士が摩擦でこすれたり、着用している洋服と髪がこすれることも静電気を招く要因となります。

乾燥しやすい髪の特徴

乾燥しやすい髪の特徴は以下の3つです。

(1)加齢により髪が細くなり、油分補給が足りていない。

(2)洗浄力の強いシャンプーを使っている。

(3)パーマやカラーなど、薬剤を使った施術を頻繁に行っている。

■美髪を守るヘアケア

保湿をしっかりとする

加齢により髪が細くなると、髪の内部に保持できる水分や油分が少なくなってしまいます。髪には適度な油分や水分が必要なため、乾燥しやすい冬にはしっかりと保湿をして静電気を防止しましょう。

ヘアケア方法

「インバストリートメント」と「アウトバストリートメント」で、しっかりと保湿をしましょう。

インバストリートメント

インバストリートメントとは、お風呂の中で使う洗い流すタイプのトリートメント。乾燥している髪の内部に成分が浸透するため、内部補修としての役割があります。

乾燥が気になる方は、トリートメントをつけて少し時間を置くだけでもしっとりとまとまりやすくなりますよ。

アウトバストリートメント

アウトバストリートメントとは、お風呂から出て使用する洗い流さないタイプのトリートメント。ドライヤーからの熱を保護したり、紫外線などの外部からのダメージを守るバリア機能もあります。

乾燥が気になる方は、しっとりまとまるヘアオイルがおすすめです。

乾燥しやすい髪には、洗浄力の弱いシャンプーを

髪が乾燥している時に洗浄力が強いシャンプーを使用すると、余計に髪がパサパサとしてしまいます。

特にクレンジング系のシャンプーは、頭皮がべたつきやすい時やヘアスタイリング剤をたくさんつけた時にはおすすめですが、年齢を重ねて乾燥しやすい髪には油分をとりすぎてしまう場合があります。

ヘアケア方法

乾燥が気になる時は、保湿成分が配合されたアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

しっかり湯洗するだけでも多少の汚れは落ちるので、地肌までよくお湯で洗ってからシャンプーをしましょう。

薬剤を使う施術は、髪の状態を見つつ行う

「白髪を染めないと気になる」「トップのボリュームが欲しいから、パーマでふんわりとさせたい」「若々しく見えるデザインを楽しみたい」など、ヘアスタイルに対しての要望は皆さんそれぞれ。ですが、使用する薬剤によって髪にダメージを与えてしまうため、髪の状態を見ながら施術を行うことも大切です。

薬剤を使用する施術は、信頼できる美容師さんと相談しながら進めていきましょう。

ヘアケア方法

ご自宅でのケアはもちろんですが、髪が乾燥している時は美容室でトリートメントをしてもらうこともおすすめです。インバストリートメントよりもさらに成分が内部に浸透しやすく、高い保持力も期待できます。カウンセリング時にしっかり今の髪悩みを伝えて、ご自分の髪にあった施術を提案してもらいましょう。

また、セルフでヘアカラーをされている方も多いと思います。頻繁に染める方は、毛先に負担がかからないように根元リタッチで染めることをおすすめします。

静電気から髪を守るヘアケアをご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)

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