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こんなはずじゃなかった…「パッケージ旅行の失敗あるある」3例【元旅行代理店勤務が伝授!】

  • 2023.2.5
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お得に旅行の予約がしたいときに使う、交通チケット(新幹線や飛行機)とホテルがセットになった旅行プラン、いわゆる「パッケージ商品」。それぞれを個別に手配するよりも楽ちん&安く購入できる点がメリットですが、実は安いぶん、縛りや限定的な要素も多く、「え?そうだったの?」と後悔してしまう罠も!失敗しないために、予約時に考慮しておくべきポイントを、元旅行会社勤務のCLASSY.ライターがご紹介します!

あるある事例1:新幹線チケットで…

急遽予定変更が発生!でも新幹線の時間変更はできません

CLASSY.2022年10月号

時間の読みがずれて、帰りの新幹線をもっと遅い時間にしたい……逆に時間が余ってしまい、早い時間に変更したいなど、旅先やイベント滞在先での予定変更はよくあるケースです。でも、パッケージ商品の場合、いわゆる“条件つき乗車券”がほとんどで、通常の新幹線のチケットとは使用条件が異なります。時間だけではなく、乗車日、発着地、区間等、諸条件の変更や払い戻しはできないのが一般的。予定の変更を優先するため、チケットを放棄して新たに通常の新幹線切符の購入が必要になり、想定外の支払いをするハメになった……なんてことも。旅行当日にフレキシブルな対応が必要になりそうかを考慮しつつ、パッケージ商品にするか、新幹線チケットとホテルを個別で手配するかをジャッジすることをおすすめします。とはいえ、旅行会社のプランによって条件が異なることがあるので、気になる商品があれば、販売元に確認をとるのがベスト。

あるある事例2:ホテルの部屋で…

2名1室で予約したけど、到着したら部屋のベッドがシングルだった…

CLASSY.2021年12月号

今ではインターネットで旅行予約をするのが主流。販売員の方にオーダーして、商品を案内&説明してもらう対面販売とは違い、自分で条件をすべて確認しなければなりません。確認する項目や文字量が多くて、つい流し読みをしてしまう……ということはありませんか?また、検索項目が複雑なため、「ツイン」「ダブル」などベッドタイプの条件まで細かく入力せずに検索していた、という失敗もやりがち。とくに格安料金の場合、予約する前に確認しておくべきポイントのひとつは“部屋タイプ”。2名1室でも実はベッド1台、しかもシングルサイズというパターンもあります。パッケージ商品以外で予約をするときにも陥るケースかもしれませんが、予約時は確認事項が多く、ついうっかり見落としがちになるので、どこか頭の片隅に入れておいてください。

あるある事例3:旅行直前に…

“とりあえず予約”は注意!あとで変更をしようしたらチャージが発生

CLASSY.2022年12月号

推し活やイベント参加に重宝する、パッケージ商品。とくにドームコンサートなど大イベントの場合は、その地区のホテルが争奪戦になるので、いち早く押さえるために焦って予約をすることが多いですよね。自分の中では、「とりあえず予約!」のつもり。ですが、基本的に“仮予約”という概念はありません。「キャンセルチャージがかかるか」をしっかりチェックしていますか?国内パッケージ商品のほとんどは、出発の20日前(日帰りの場合は10日前)より発生します。さらに注意すべき点は、“変更”も“取消”と同様の考え方となることが多数だということ。例えばホテルはそのままで、出発日や列車だけ変えたいなどの変更であっても、旅行全体を取り消して、あらためて予約をするのが一般的。よって、キャンセルチャージ発生以降は、たとえ1部分の変更であっても追加料金の対象となることがあるので、注意が必要です。こちらも、商品によってキャンセルポリシーが異なるので、予約時に注目してみることをおすすめします。

CLASSY.世代は、旅行はもちろん推し活遠征や出張など、パッケージ旅行を利用する場面が多くあると思います。後から損をしないためにも、予約時に参考にしてみてくださいね!

取材/岩本亜有美 編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)

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