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中学生の保護者1100人回答 子どもが勉強をサボる理由、2位「勉強意欲が足りない」を抑えた圧倒的1位は?

  • 2023.2.4
勉強中にサボる子も…
勉強中にサボる子も…

「子どもがなかなか勉強しない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。個別指導の学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパン(東京都新宿区)が、中学生の子どものいる保護者を対象に、「中学生の勉強の合間のリフレッシュとサボりに関する実態調査」を実施。その結果を公表しました。

勉強中にサボる子が8割

調査は、2023年1月23日から同月30日、中学生の子どものいる保護者計1100人を対象に、インターネットリサーチで実施。

まず、子どもが自宅で勉強中にサボることがあるか聞いたところ、「時々サボっている」(54.4%)が最も多く、「常にサボっている」(23.8%)、「わからない」(11.6%)、「サボらない」(10.2%)と続きました。約8割の子どもが勉強中にサボっているのが分かります。

次に家庭内での勉強時間について、聞きました。「1時間以上2時間未満」(26.5%)が最も多く、「30分以上1時間未満」(25.9%)、「2時間以上3時間未満」(13.3%)と続いています。

では、子どもの勉強時間について、どのように感じているのでしょうか。家庭での学習時間を把握している保護者948人に聞いたところ、「どちらかというと短い」(33.3%)が最も多く、「適切な時間」(33.1%)、「短い」(18.1%)、「どちらかというと長い」(9.5%)、「長い」(5.9%)と続いています。半数以上の保護者が、勉強時間が短いと感じているようです。

勉強の妨げとなる誘惑が多いかどうかについて聞いたところ、「誘惑が多いと思う」(27.5%)、「どちらかというと誘惑が多いと思う」(41.9%)で約7割を占めました。一方、家庭学習中のリフレッシュの必要性については、「必要」(41.4%)、「どちらかというと必要」(42.4%)で8割を超えました。

では、勉強の合間にスマホを利用するとリフレッシュになるのでしょうか。「どちらかというとリフレッシュになる」(37.4%)が最も多く、同率で「どちらかというとリフレッシュにならない」(18.2%)、「リフレッシュにならない」(18.2%)、「リフレッシュになる」(14.9%)、「わからない」(11.4%)と続きました。

子どもがどのようにサボっているのかを複数回答形式で聞きました。最も多かったのは「YouTubeなどの動画サイト閲覧」(43.5%)で、「SNS」(31.9%)、「ゲーム」(31.7%)と続きました。また、子どもが勉強中にサボってしまう原因(複数回答形式)については、「集中力が足りない」(60.6%)が最も多く、「勉強意欲が足りない」(42.2%)、「家庭内に誘惑が多い」(31.7%)と続いています。

これまでの結果から、子どもの勉強のサボり癖を改善するには、「どのように集中力を維持するか」「勉強中にスマホをどう扱うか」「疲れたときにどうリフレッシュするか」がポイントとなりそうです。

最後に、子どものサボり癖が自主的に直せそうか聞きました。「どちらかというと直せる」(29.7%)が最も多く、「どちらかというと直せない」(27.2%)、「わからない」(17.8%)、「直せない」(16.7%)、「直せる」(8.6%)と続きました。

オトナンサー編集部

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