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「何かスキルを身に付けたい」社会人経験が少ないアラフォーが将来を考えて新しい仕事に挑戦した結果は

  • 2023.2.4

40代に入り子どもが中学生や高校生になると帰宅時間が遅くなり、仕事ができる時間も増えました。そこで短時間勤務ではなくフルタイムで働こうと思うように。ただ私は社会人経験が少ないため、何かスキルを身に付けたいと考えて動き始めたときの体験談を紹介します。

家計を支えるために始めた仕事

子どもたちの習い事や塾といった教育費にお金がかかるようになると、少しでも家計の助けとなるだろうとパートを始めたのが30代のころ。しばらくは家事と両立できる時短勤務ができるパートとして個人商店で働きました。

お店は主に接客販売とお総菜調理の補助をしていました。仕事内容はもともと食に関することに興味があったので、お総菜の調理といった内容と販売には満足していました。私の他にも何人かパートさんがいて決まった曜日に決まった時間だけ働き、仕事以外は家族とプライベートの時間に充てるといった生活です。

子どもたちの習い事の送迎もあり、パートから戻り昼食を取った後は子どもたちと過ごしていました。家に友だちが来たらおもてなしをしたり一緒に遊んだりしたものです。仕事と家庭を両立できていたので特に不満はなく、当時は充実した生活を送っていると感じていました。

将来を考えてWebの世界へ

40歳になり子どもたちが中学生と高校生になると、時間的に余裕ができ自分の時間を長く持てるようになりました。今まであまり関心を持たなかったことに目が行くようになり、興味の幅が広がっていったことを覚えています。

ある日、スマホを眺めているときに何げなく見た「副業」という言葉にひかれたのです。副業といってもクラウドソーシングというもので家で仕事ができるといったものでした。家にパソコンはありましたがプライベートではあまり触れる機会がなく、年賀状作成や写真の編集・書類作成くらいにしか使っていませんでした。これを機にパソコンで仕事をしてみようと、すぐにクラウドソーシングサイトについて調べて自分でもできそうなタスクのお仕事から始めました。

クラウドソーシングのタスクの案件だけでは物足りなくなり、豊富にあるライティング案件に興味を持ちました。そこから初心者限定という案件で、実際にお仕事らしいお仕事をするようになったのです。家で仕事ができて仕事量も調節できるライティングのお仕事は、これまでしていた個人商店のパートと並行しておこないつつ、家事も完璧でなくても支障はなかったので、これからも続けようと思いました。

何よりも社会人経験がなく、将来フルタイムで働こうと思っても年齢やスキルに不安があったので、少しでもパソコンスキルやWeb業界に関する知識を得られるライティングのお仕事で、将来につなげられたらと考えたのです。

二足のわらじはプライベートが減少、夫の不満が増大

個人商店では週に4日ほど働いていましたが、他のパートさんの状況が変わり週に5日働くようになり、フルタイムで入る日も増えてきました。ちょうど同じような時期に、ライティングのお仕事もクラウドソーシングの他に業務委託として受注するようになり仕事量が増えていったときでもあったのです。

仕事量が増えたことにより、プライベートの時間が減り夫の不満が大きくなったことを覚えています。家計的には助かるようになったものの、夫は家事が以前よりもおろそかになったことや一緒に出かける日が少なくなったことにモヤモヤしていたようです。

私としてはライティングのお仕事にシフトチェンジするまで、個人商店のお仕事もしようと考えていました。でも、まずは夫のモヤモヤを解消するため仕事量を減らす必要性を感じました。個人商店は人手がなくてすぐに辞めたり日数を減らしたりはできなかったので、ライティングのお仕事を減らして家事をするようにしました。

ただ、これでは将来のキャリア形成につながらないのではと思いつつ、状況が好転するまで自分にできるものを見つけるように努めました。結果として個人商店での仕事に関する資格であるハーブコーディネーターやお肉検定を取得し、今ではその知識とライティングをかけ合わせて仕事をすることもあり結果オーライといったところです。

まとめ

40代になり自分の時間を長く持てるようになったとき、将来の仕事について考え始めました。自分が将来も仕事できるものとしてライティングを選び、個人商店からのキャリアチェンジを図ったのです。

なかなかキャリアチェンジはスムーズにできませんでしたが、今ではこの時期に悩んだり動いたことが大きくプラスに影響しており、すぐに諦めないでよかったとつくづく思っているところです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:Y.N.

大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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