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初見で読めたらスゴすぎる…。読めそうで読めない「磊落」の読み方は?

  • 2023.2.9
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「石の上にも三年」なんて言いますが、長い間耐え忍ぶことはとても大変ですよね。高い目標を掲げて、毎日努力している方は本当にスゴいです…!

さて今回は、「石」が3つ組み合わさっているように見える「磊」を含んだ「磊落」をご紹介。さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「磊落」の読み方!

思わず「いしらく」と読んでしまいたくなりますが、残念ながら不正解。しかし、だからと言って「せきらく」と読むわけでもないですよ。

今回、カギになるのはズバリ「磊」。「落」は「らく」と読み、全体の読み仮名は四文字になります。

この言葉を含んだ四字熟語に「豪放磊落(ごうほう○○らく)」がありますが、いかがでしょう…?

それでは、気になる正解を発表します。

正解は「らいらく」でした!

「磊落」について

「石」は「いし」や「せき」と読むことが多いですよね。そのため、この漢字から「磊」の読み方を当てることは、なかなか困難かもしれません。

なお、この言葉には複数の意味があります。自然のものだけでなく、なんと人の性質を表現することもできるんです。

それでは、辞書で確認してみましょう!

〘形動ナリ・タリ〙
① 山などのけわしく高いさま。
② 心が広く、性質がさっぱりしているさま。快活で、細かなことにこだわらないさま。
③ 果実や石などが多くあるさま。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

先ほどお伝えした四字熟語の「豪放磊落」も、②の意味に関連し「太っ腹で小事にこだわらず快活なさま」を表します(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。なお、類語に「磊磊落落」があるのだそう。こちらの読み方は「らいらいらくらく」になります。

忙しい日々が続くと、気持ちに余裕がなくなってしまうこともありますよね。でも、できれば「豪放磊落」に、周りの人へ朗らかに接したいものです…!

まとめ

いかがでしたか?

「磊落」は「らいらく」と読みます。

今後もさまざまな難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!