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「月曜日は幼稚園に行きたくない」と打ち明けた娘。週末の過ごし方が娘のコンプレックスになっていた!

  • 2023.2.3

私の夫は土日仕事で、休みは平日にとることが多い職種です。一方、私は土日祝日がお休みの勤務形態。いわゆる週末ワンオペのため、土日祝日に家族そろっておでかけすることがほぼありません。未就園児のときはなんとも思わなかったこのあり方が、子どもが大きくなるにつれて家族の大きな問題になったのです。

月曜日が嫌いな娘

月曜日の登園は大荷物に加えて、3歳の双子の息子たちが行き渋ることが多くイライラしがちな私。5歳の娘は幼稚園が大好きなこともあり、「行きたくない」なんてことはなく助かっていたのですが、「月曜日は幼稚園に行きたくない……」と、ある日娘がポロッと言ったのです。

何かあったのか聞いてみても、とにかく月曜日は嫌なのだそう。深く聞かずに様子をみていたら、翌週の日曜に涙を浮かべ「月曜日にみんなの話を聞くと寂しい気持ちになる」と打ち明けてくれました。

おでかけしていない…がコンプレックスに

詳しく話を聞いてみると、「お友だちが週末におでかけした話で盛り上がっているのがつらい」とのことでした。週末に家族そろっておでかけすることがない娘は、うらやましさと寂しさで月曜日が嫌いになっていったようです。

このとき初めて我慢させていたことに気づき、「おでかけできなくてごめんね」と娘を抱きしめました。私だけでもおでかけに連れて行ってあげれば……と思いつつ、下2人は手を離せば別方向に走り出す活発さ。3人の子どもを連れて行くのはかなりの試練であると躊躇していました。

週末ワンオペ、おでかけしてみた

ついに覚悟を決め、いざ! ワンオペでショッピングモールへ。「今日はママだけで3人を追いかけなくちゃいけないから、お約束を守ってほしい」と予め伝えると、想像以上にお利口さんに過ごしてくれたのです。

おもちゃやお菓子を持参し双子を飽きさせないことを重視することで、娘のしたいことができるように動くことができました。もちろん帰りはへとへとになりましたが、帰ってイライラしてしまっては、せっかくのおでかけも台無し! 夕食は手を抜くなどして、自分自身も疲れすぎないようすることも大切でした。

週末にちょっとおでかけするだけで、娘の月曜日嫌いは解消されていきました。「ママ、ありがとう」という娘の笑顔で、ワンオペ週末も乗り切れます! 歩いて行けるような距離でも、特別なおやつやお弁当を持って出かけるだけで、楽しい思い出となってくれているようです。

ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!

監修/助産師 松田玲子


著者:梟 うた

5歳の娘と双子の3歳息子のママ。双子の出産を機に、東京から地元九州に移住。保育園勤務をしながら子育て、ファッション、旅行、インテリア、お得情報などを執筆中。最近の趣味は、絵本探し。

ベビーカレンダー編集部 /キッズライフ取材班

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