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琳派を現代的解釈で表現する「ぼくらが琳派を継いでいく」展、代官山で開催。

  • 2015.11.18
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江戸時代初期、本阿弥光悦や俵屋宗達の作品を源流とし、尾形光琳・乾山、酒井抱一、鈴木其一らへと受け継がれ、発展した美意識の流れ「琳派」。その誕生から400年となる今年は各地でさまざまな記念展が開催されてきたが、「もし琳派の画家や若冲が現代を生き、海外に渡っていたらどのような表現をしただろうか?」というコンセプトに基づいた展示「ぼくらが琳派を継いでいく」展が、11月20日(金)~24日(火)の間、代官山ALギャラリーにて行われる。

『琳派鶏頭図』


主宰は、桃山時代後期に豊臣政権の五奉行を勤めた前田玄以を先祖に持ち、宮家をはじめとして多くの寺社仏閣に作品を納めてきた京都の老舗呉服店・豊和堂。琳派美術館の異名を持つ細見美術館館長・細見良行氏監修の下、琳派のエッセンスを受け継ぐ表現を現代的な解釈で試みた日本画と着物を展示販売する。

『若冲葡萄図模様 着物』

11月21日(土)にはオープニングレセプションとして、ライター・エディターの橋本麻里氏と、豊和堂代表・アートディレクターの山田晋也氏によるトークイベントを開催。また、23日(日)には絵師の平尾務氏によるライブペインティングも行われる。

京都や江戸の人々を深く魅了し、19世紀には万国博覧会を通じてヨーロッパの新しい絵画の潮流に大きな影響を与えた琳派。現代によみがえるその魅力を、この機会にぜひ堪能して。

「ぼくらが琳派を継いでいく」展
~琳派と若冲 江戸時代の異端児たち~
会期:2015年11月20日(金)~11月24日(水) 12:00~19:00
会場:AL
東京都渋谷区恵比寿南3-7-17-1F
Tel.03-5722-9799
入場無料
www.al-tokyo.jp

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