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「歓迎!サムスン」韓国プロ野球球団が3年ぶり沖縄キャンプ始動…恩納村「子ども達に夢と希望を」

  • 2023.2.2

3年ぶりに沖縄で春季キャンプを行う韓国プロ野球KBOリーグのサムスン・ライオンズが、恩納村で歓迎の祝福を受けた。

2月1日、恩納村の長浜善巳村長をはじめとする関係者約30人が、サムスンのキャンプ地であるONNA赤間ボール・パークを訪れた。

恩納村の関係者たちは横断幕や花束などを準備したほか、地域の特産物をプレゼントした。サムスンからはパク・ジンマン監督のほか、2007~2009年に中日ドラゴンズでプレーしたイ・ビョンギュ(李炳圭)アシスタントコーチが代表で参加した。

サムスン訪問で「子どもたちが夢と希望を持つ」

 

恩納村の長浜会長は、「今年も恩納村を訪ねてくださってありがとうございます。韓国プロ野球の名門球団であるサムスン・ライオンズがキャンプを開いてくれたおかげで、地元の子どもたちも夢と希望を持つようになるものと期待されます。キャンプを無事に終え、今年は優勝できるよう住民たちと一緒に祈っています」と伝えた。

パク・ジンマン監督は、「応援してくださりありがとうございます。キャンプ期間中にしっかり準備して、優勝トロフィーを持ってきたいと思います」と述べた。

(写真=サムスン・ライオンズ)記念撮影をする恩納村関係者とサムスン関係者

サムスンはこの日、計40日間にわたる沖縄キャンプの初練習を行った。

昨シーズン途中にサムスンの新キャプテンに就任したオ・ジェイル(36)は、選手の絶対的な支持で今年もキャプテンを継続する。

「今年も(キャプテンを)すると思った。実際、キャンプに来るときもキャプテンをやるはずだと感じた。選手たちが投票する必要もない」と伝えたオ・ジェイルは、「昨年はシーズン途中から担当したが、今年はシーズン開始と同時に担当する。今まで以上に責任感を感じる。心構えは昨年と同じだ。チームの重心を取る役割に最善を尽くす」と強調した。

(写真=サムスン・ライオンズ)オ・ジェイル

なお、今季のサムスンでは、フューチャーズ(2軍)投手コーチに巨人やヤクルトでコーチを務めた田畑一也氏、フューチャーズ打撃コーチに元楽天コーチの立花義家氏、コンディショニングコーチに元巨人コーチの内藤重人氏と、3人の日本人コーチが新たに合流。

選手では元阪神のオ・スンファン(呉昇桓/40)をはじめ、元ヤクルトのデビッド・ブキャナン(33)とアルバート・スアレス(33)、元広島のホセ・ピレラ(33)など、NPBに縁のある選手が多く在籍している。

サムスンは沖縄キャンプ期間、計10回の練習試合を実施予定。日本の球団とは、2月9日に北海道日本ハムファイターズ、11~12日に中日ドラゴンズ、19日に阪神タイガース、3月4日に読売ジャイアンツの計5試合を行う。

韓国の球団とは、2月28日にロッテ・ジャイアンツ、3月1日と5日にKIAタイガース、6日にSSGランダース、8日にハンファ・イーグルスと、こちらも計5試合を行う予定だ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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