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もはやアイドルの枠には収まらないTXT、“最年少初動ダブルミリオン”など驚異的な飛躍の理由

  • 2023.2.2
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TOMORROW X TOGETHERならではの強烈な魅力がついに大爆発した。

2月2日、韓国のアルバム販売量集計サイトHANTEOチャートによると、TOMORROW X TOGETHERの5thミニアルバム『The Name Chapter:TEMPTATION』の累計販売量が発売6日目(2月1日)に200万枚を突破し、計202万7817枚と集計された。

前作『minisode 2:Thursday's Child』で初の“ミリオンセラー”を記録していたTXTは、K-POPアーティストとしては“最年少初動ダブルミリオンセラー”という偉大な金字塔を樹立。前作はもちろん、そこから9カ月ぶりという短い期間でより驚くべき飛躍を見せたのだ。

その成長ぶりは数字が雄弁に物語っている。

驚異の成長曲線

 

2021年の『LO$ER=LO♡ER』と2022年の『Good Boy Gone Bad』は発売当時、MelonのTOP 100チャートでの最高順位が71位、65位だったことと比べ、今回の新曲『Sugar Rush Ride』は同チャートで初登場2位を記録しており、以降も5~6位を維持している。

『Sugar Rush Ride』の発売によって、『LO$ER=LO♡ER』『Good Boy Gone Bad』も同チャートで16位、13位と最高記録を更新している点を鑑みると、新たなファンが増えていると考えることができる。

そんなTXTは韓国国内だけでなく、日本やアメリカなど世界規模でも均等に成長している。『The Name Chapter:TEMPTATION』は発売初週、日本国内における前作の累計販売量を早くも超え、オリコン週間アルバムチャートトップに直行。『Sugar Rush Ride』は日本のSpotifyで、4日連続で一日の再生数と順位が上昇傾向を見せている。

(写真=BIGHIT MUSIC)

ほかにもアメリカのSpotifyでは初日の再生数が54万7695回に達して38位に。『Good Boy Gone Bad』の初日の成績が26万479回再生で146位だったことと、比べると一足飛びどころではない数値だ。

TXTの色とは

 

このようなTXTの爆発的な人気ぶりは、これまで毎作品でしっかりとした音楽性を披露してきたことをベースに、既存の文法をひねり、「不慣れ」と同時に「差別化」を見せてくれた独自色を見せてきたことが要因に挙げられる。

特に今回の『Sugar Rush Ride』ではオルタナティブポップダンスというジャンルを選びながらも、“韓国版ロミオとジュリエット”ともいえる『春香伝』の一部分を借用した歌詞(「こっちに来てもっと、おんぶして遊ぼう、もっと」)、伝統舞踊のステップを採用したパフォーマンスといった韓国的要素を活かし、ユニークながらも魅力的な“TXTらしい”音楽を完成させた。

TXTは叙事的にも「青春の成長ストーリー」というしっかりとした軸の下、少年たちの友情と愛、別れ、夢を追う過程で向き合う誘惑など、多彩な話を伝えている。高クオリティのコンテンツを通じて、音楽とパフォーマンスはもちろん、内在したテキスト解釈の楽しさを与えているのだ。

破格の上昇曲線を描き、第4世代を越えて“K-POPリーダー”として飛翔中のTXTが今後、どのような活躍でK-POP界に地殻変動を起こすのかに注目が集まる。

(記事提供=OSEN)

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