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「びよびよ」や「ねうねう」…日本でも時代によって動物の鳴き声の表現が違った!昔の鳴き声何の動物かわかりますか?

  • 2023.2.2
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犬の鳴き声と言えば「わんわん」。猫の鳴き声と言えば「にゃーにゃー」などが一般的ですよね。ところが、時代によって動物の鳴き声の表現の仕方が違っていたようです。皆さんは鳴き声で動物がわかりますか??

時代で変わる動物の鳴き声クイズ

これから昔の表現で動物の鳴き声を表記していきます。その鳴き声の動物が何なのか考えてみてください!

Q1.「ひよ」「びよ」「びよびよ」

「びよびよ」鳴き声がこう表現されたどうぶつはなんでしょう?これは狂言などでも有名ですね!身近なあの動物ですよ!

平安時代の文献「大鏡」には「ひよ」と表記されているようです(当時は濁音と清音を明確に区別する習慣がなく、全て清音で記載)。江戸時代の初期には「びよ」「びよびよ」などと表記。その後、江戸時代の途中から「わんわん」に。

 

 

 

犬の鳴き声が「びよびよ」と聞こえたことってあります?自分は一度もないですが、昔の犬って鳴き声違ったのかな??って思うくらい今とかけ離れていますよね!

Q2.「ねうねう」

「ねうねう」と鳴く動物は何でしょう?これは確かにそう聞こえなくもないので、よーく考えればわかるかね

 

 

 

 

 

 

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Q3.「しうしう」「ちうちう」

「しうしう」や「ちうちう」と鳴く動物はなんでしょう?「ちうちう」の方がより現代に近いかな

 

 

 

 

 

 

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Q4.難問「ここ」

「ここ」と鳴く動物は何でしょう?現在の鳴き声とは全く異なっており、これは想像できないかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

奈良時代には「ここ」と表記されていたようです。室町時代以降、「きゃーきゃー」に変化していきました

正解は猿です

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Q5.「しうしう」

あれ?これはさっきもあったスズメでは?と思うかもしれませんが、別の動物です。他にも「ちうちう」や「ちいちい」と表現されることも

 

 

 

 

 

 

すずめとほぼ同じような表現をしていたんですね!でもこれは現代でも「ちゅうちゅう」ですので、昔から割と変わってないんですね!

Q6「ころ」「から」「ころく」

、 「ころ」「から」「ころく」は奈良時代の表現らしいです。この動物はいったい何?

 

 

 

 

 

 

カラスは江戸時代ごろには既に今と同じ表現になっていました。

なぜ表現が変わった?

犬は江戸時代途中から鎖をつけて人に飼われるようになり、猿は室町時代以降に飼われるようになったとされています。ちょうどその頃から鳴き声の表記が変わっていることからも、ペットとして飼うこと(ご主人に懐いたり?)による影響もあったのでしょうか(そういう説もあるようです)。

単にその時代の言葉の表記の違いと言えばそれまでですが、人間と動物との関係の変化によって鳴き声も変化したのか、まさか動物の鳴き声自体が時代によって変化したのか…などと考えると奥が深いですね!

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