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家にあるだけで時間も体力も奪われている?!整理のプロが「家に溜めないモノ」とは…

  • 2023.2.2

整理収納コンサルタントの須藤昌子です。モノは、意識していないとどんどん家の中に入って来ます。そして、気づけば収納は、不用なモノや使いきれないモノでいっぱいになってしまいます。そうなってしまってからの片付けは、時間的にも体力的にも大変なことを知っているプロだからこそ、溜め込まないように気を付けているモノをご紹介します。

①お手拭きや割りばし

沢山持っていれば「何かあったときに安心」なモノですが、「何かは、いつ来るのか?」は分からないもの。

いつやってくるかも分からないものを、もっともっと溜め込んでしまっては、収納はいっぱいになってしまいます。

お手拭きなどは、長く使わない状態でいると、使おうとしたときには、ウェットティッシュとしての役割を果たさない状態になっている事もありますから、使い切れる適量を持つ事を意識すると良いと思います。

②処分待ちのモノ

不要なモノをリサイクルに出そうと思うけれど、季節が合わないからと、タイミング待ちになっていたり、ネットに掲載しようと思うけれど、写真を撮る時間が無いなどの理由で、処分待ちになっているモノが、おうちにとどまっている事はありませんか?

手放すときに、お店に持っていくとか、写真を撮ってネットに掲載して、売れたら、梱包して発送するという手間がかかることで、なかなか手放すモノが家から出ていかないなんてこと、意外と多いのではないでしょうか。

そうなると、片付けてスッキリしたいという気持ちは、なかなか実現されない状態になります。すぐに家から外へ出すことが出来るモノかどうかで、売るか捨てるかの判断をするようにしていくと、処分待ちのモノにお部屋の貴重なスペースを奪われることも少なくなります。

③旬の過ぎたモノ

買った時には、「必要」と思って手に入れたモノであっても、時が経てば、使わなくなり、不用になるモノもあります。ですが自分が使わなくなったことよりも、使える状態のモノにばかりに目が行ってしまって、おうちにモノがたまってしまう事も多いと思います。

ですが、モノは、使わなくなったら、「自分にとっては、不用になったんだ」と受け止めて、手放していくようにしています。人が使えるモノの数や時間は限られていますから、「今、使うモノ」という観点から、使わなくなったモノはため込まないように気を付けてみませんか。

自分の心地よさファーストを目指そう!

新しいとかまだ使えるとか考えてしまうと、モノはおうちの中にとどまった状態になります。そして生活していく中で、新たに必要になるモノは増えていきますから、結果、おうちの中はモノでいっぱいになってしまいます。

そうなると、暮らしにくさを感じる環境になります。モノは「まだ使える」という事ではなく、「もう、必要のないモノ」と理解して、自分の暮らしやすさや心地よさを優先して、手放す事。

そして手放すときには、ため込まない方法を選択すること。使うモノを使うだけ、持つ事にも気を付けていくと、不用なモノをため込まない暮らしにしていくことが出来ます。

モノをもったいないと思うよりも、自分の毎日の気持ちよさを、使わないモノに奪われることをもったいないと感じてみませんか?

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