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【食のプロがコンビニ恵方巻食べ比べ】3社の違いを徹底検証!

  • 2023.2.2

すっかり節分グルメとして定着した恵方巻。コンビニでは各社が趣向を凝らし、プレミアムタイプを予約限定で用意するなど、種類も豊富です。本記事では、ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンのラインナップから、店頭で当日買える定番の恵方巻を食べ比べました。

ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンの恵方巻を食べ比べます

【ローソン】全体の一体感が良好

七種具材の恵方巻。税込484円(1本)

ローソンは、京都・音羽山清水寺で厄除け開運の祈禱をした海苔を使用。厚焼き玉子、高野豆腐、焼き穴子、キュウリ、おぼろ、かんぴょう、椎茸と7種入りで具だくさんなのも特徴です。

なお、筆者の申し込みが締め切り最終日だったためか、1個分の予約は終了し、この3本入りセット(税込1,382円)でゲット。予約は早めがいいかもしれません。

製造は日本クッカリーが担当。247g(筆者調べ。以下同)で380kcal、糖質60.1g

具材の味付けはやや甘めな印象です。ふんわりジューシーな具材と、キュウリのシャキカリッとした食感とのメリハリがナイス。これらを酢飯と海苔が包み込み、味全体のまとまりがよく感じられました。

七種具材の恵方巻

価格:税込484円

サイズ:約5cm×13cm

【ファミリーマート】濃厚さを感じさせる味で満足度も◎

恵方巻。税込480円

ファミリーマートの2023年恵方巻は、吉祥寺から始まった人気店「肉山」監修の商品を用意するなど凝った仕様に。定番の「恵方巻」も、玉子焼き、高野豆腐、穴子、キュウリ、おぼろ、かんぴょう煮、椎茸煮とローソン同様の具材で、王道のおいしさを追求しています。

製造はファーストフーズが担当。238gで431kcal、糖質80.2g

玉子焼きにはあごだしを、椎茸煮には弾力豊かなどんこ椎茸を用いるなど、一つひとつの具材にもこだわりが光り、多彩な具材のおいしさが酢飯と海苔でひとつにまとめられている点はこちらも優秀。味付けはやや濃厚な印象で、それが満足度にもつながっていると感じました。

恵方巻

価格:税込480円

サイズ:約4.7cm×13cm

【セブンイレブン】パリパリ海苔の食感と香りが美味

七品目幸福恵方巻。税込496.80円

セブンイレブンの2023年恵方巻は、寿司の名店「銀座九兵衛」や肉の老舗「柿安」などの監修恵方巻がラインナップ。定番は「七品目幸福恵方巻」という名称で、具材や海苔が直巻きではない点にも独自性があらわれていました。

製造はわらべや日洋食品が担当。261gで420kcal、糖質73.1g

具材は厚焼き玉子、穴子、キュウリ、おぼろ、かんぴょう、椎茸、レンコンと、高野豆腐ではなくレンコンが入る点が他社との違い。その分、シャキシャキ感にはキュウリのほかレンコンも加わります。そして、海苔が巻きたてになるためパリッと感が楽しめるとともに磯の香りも濃いめ。個性豊かな恵方巻に仕上げられています。

七品目幸福恵方巻

価格:税込496.80円

サイズ:約4.5cm×13cm

各社それぞれの個性が光る恵方巻。みなさんはどの商品が気になりましたか?

なお、各社2023年は前年末から1月29日までの受付で、1月31日~2月3日で受け取りができました。事前に予約すれば好みの恵方巻が食べられるので、機会に応じてご活用を。

※各コンビニで購入。商品名、価格、仕様、品揃え等は変更される場合があります。

[All Photos by Hideaki Nakayama]

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