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節分を迎える親子必見、豆は5歳まで食べさせてはダメ!知っておくべき安全な楽しみ方

  • 2023.2.1

2月3日は節分。節分の日には恵方巻を食べたり豆まきをしたりするご家庭もあるでしょう。「子どもにも恵方巻を食べさせたい」「いっしょに豆まきをしたい」と考える方もいるのでは?そこで、今回は恵方巻や節分豆の食べさせ方や注意点などをご紹介します。節分豆の代わりになるものもお伝えするので参考にしてくださいね。

恵方巻はいつから食べてOK?

恵方巻は「何歳から食べてOK」というきまりはありません。恵方巻によって入っている具材も違いますので、普段食べている食材や子どもの様子を見て各家庭で判断することがよいでしょう。

ただ、市販の恵方巻は巻きずしであることから中身が見えない、見えにくいことがあります。意図せずにアレルギーリスクがある食材が入っていることも…。実際に、恵方巻に入っていたイクラでアレルギーを発症し救急搬送された例も報道されています。

魚卵や卵、エビ、カニなど、アレルギーを起こす食材が入っていないか、先に確認してから食べさせるようにしましょう。

100円ショップではのり巻きを簡単に作るグッズも販売されています。

ノリは生後7か月から食べられますが、与え方に要注意

恵方巻を食べさせるときはアレルギー食材にも気をつけたいのですが、ノリにも注意が必要です。ノリはモグモグ期にあたる生後7か月ごろから食べられます。

しかし歯が生えそろわない子どもにとってのりはかみちぎりにくく、飲み込んでしまうとのどに貼りついてしまうことがあります。

そのため保育園等の0、1歳クラスには、のりの提供を避けるもしくは細かく刻んだものを与えるべきとしている自治体もあります。

小さい子に与える場合は、小さい刻みのりをまぶしたりするなど工夫が必要でしょう。恵方巻は本来切らずにそのまま食べるものですが、子どもの分は一口サイズにカットしてから食べさせましょう。

節分豆はいつから食べてOK?代わりになるもの

「豆やナッツ類は5歳までは食べさせないように」と消費者庁から注意喚起されています。小さく砕いたとしても要注意。気道に入って気管支炎や肺炎を起こす可能性があります。

厚生労働省の人口動態調査によると、平成26年から令和元年までの6年間に、食品を誤嚥して窒息したことにより、14歳以下の子どもが80名死亡していました。そのうち5歳以下が73名で9割を占めていました。
特に注意が必要なのは、奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではない子どもが豆やナッツ類を食べると、のどや気管に詰まらせて窒息してしまったり、肺炎を起こしたりするリスクがあることです。

節分の豆まきをするときは5歳以下の子どもが拾って食べないよう注意が必要です。5歳を過ぎて食べさせる場合でも、子どもがよくかめているか確認し、飲み込むまで大人がそばで見守るようにすると安心です。

そこで、5歳以下の子どもには、節分豆を食べてしまうリスクを回避するため別のもので代用することがおすすめです。また、「節分豆をまくと片付けが大変」と悩んでいる方もいると思いますので、節分豆の代わりになるものをご紹介します。

個包装のお菓子

包装されているお菓子は、まいても片付けが簡単です。ラムネやたまごボーロであれば、豆まきをしたあとにおやつとして食べることができるため、子どもは喜ぶでしょう。

おやつを手作りしているという方は、作ったお菓子を個包装にしてみてもよいでしょう。衛生的でまきやすくなりますよ。

折り紙や新聞紙

折り紙や新聞紙を丸めて投げるのもおすすめです。丸めるだけなので、1~2歳の小さな子でも制作できます。また、まくときも球が投げやすく、片付けもしやすいです。親子でいっしょに楽しく取り組めることがメリットでしょう。

ボール

子どものおもちゃとして、ビニールのボールなどが自宅にあればそれを使ってもよいかもしれません。投げやすいですし、遊び感覚で鬼にボールを当ててみたいですね。

いずれも、楽しく節分の豆まきごっこをすることができます。子どもが大きくなったら節分にまくものは本来は「豆」であることを教えてあげるとGOODです。

伝統にとらわれすぎず、楽しい節分を

恵方巻を子どもといっしょに手作りしたり、鬼のお面をつくったりするのもよいですね。季節の行事を楽しむことは日本文化を知るいいきっかけになります。

「恵方巻を切ってはダメ」「節分は豆じゃなければダメ」など伝統にとらわれすぎず、各家庭に合った節分を楽しく過ごしてくださいね。

著者:ママリ編集部

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