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「住みやすさのわりに家賃が安い駅」ランキング発表!「1人暮らし×都心通勤・通学編」2位は「川口駅」…1位は?

  • 2023.2.1
「住みやすさのわりに家賃が安い駅」1位は?
「住みやすさのわりに家賃が安い駅」1位は?

毎日、通勤や通学で都心に通っている人の中には、その利便性で住む駅やエリアを選んだという人も少なくないでしょう。そんな「都心の職場や学校に通いやすい駅」について、LIFULL(ライフル、東京都千代田区)が運営する情報サイト「LIFULL HOME’S PRESS」が調査を実施。「【一人暮らし×都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023」として発表しました。

住まい選びの条件、コロナ前と比べ変化?

対象となる駅は、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に所在する全駅のうち、JR山手線各駅、ならびに山手線各駅から20分圏内の全駅、また不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」の掲載物件が200件以上の駅。対象物件は、築40年以内、駅徒歩15分以内、1R・1K・1DK、10平米~45平米未満の賃貸マンション。データ抽出期間は、家賃・掲載物件が2021年10月から2022年9月、駅から徒歩15分以内でアクセス可能な施設の充実度をスコア化した「駅周辺充実度」が2022年10月時点です。

「駅周辺の施設充実度が高い」ことを「住みやすい」と定義し、駅ごとの対象物件の平均家賃と駅周辺の施設充実度から「理論家賃(駅周辺の住みやすさに見合う妥当な家賃)」を算出。その理論家賃と比べて実際の平均家賃が安い駅をランキング化したもので、「都心に通いやすく、住環境が優れているわりに家賃を抑えて1人暮らし用の住まいを借りられる駅」を表しています。

3位は「金町駅」(JR常磐線・東京都葛飾区)です。理論家賃と平均家賃との差額はマイナス4.25万円でした。JR常磐線と京成金町線、直通運転の東京メトロ千代田線も利用でき、交通利便性に優れながらも平均家賃が7.68万円と、今回のランキングトップ10の中では2番目に低い金額に。下町情緒が残る街並みが魅力ですが、駅の南口・北口それぞれで再開発が進んでおり、東京都の標準的な中古マンション価格の直近3年間の価格上昇率17.33%に対し、金町駅は19.94%とやや高い推移を見せています。

2位には「川口駅」(JR京浜東北線・埼玉県川口市)がランクイン。理論家賃と平均家賃との差額はマイナス4.38万円でした。同駅は、2021年のJR駅別乗車人数が埼玉県の中で大宮、浦和に次ぐ3位と、埼玉エリアの中心駅の一つ。池袋駅まで19分、新宿駅まで24分、渋谷駅まで30分と、東京の主要駅に30分前後でアクセスできるなど交通利便性に優れている他、駅前施設の充実ぶりも魅力です。

そして、1位となったのは「亀有駅」(JR常磐線・東京都葛飾区)でした。理論家賃12.62万円に比べ、実際の平均家賃が8.10万円と、その差額はマイナス4.52万円となっています。同駅は大手町駅まで24分、東京駅まで33分、新宿駅まで40分と交通利便性が高く、「駅周辺充実度」は100点満点のうち85ポイント。亀有銀座商店街や亀有北口中通り商店街も活気があり、初めて1人暮らしを始める人にとって住みやすい駅といえます。

調査結果について、LIFULL HOME’S PRESS編集部の楢崎美香さんは「毎日都心へ通勤する人、毎日自宅で働く人、週に何日かは都心のオフィスへ出社する人など、働き方の多様化に伴い、一人一人が重視する住まい選びの条件も、コロナ前と比べ変化が起きているものと考えられます」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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