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左岸にクリストフル、右岸にマッド・ローズがオープン。ジュエリーのセレクションがますます豊富なパリ。

  • 2015.11.18
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クリストフルといったら銀器......なのだけど、近頃のパリでは、シルバー・ジュエリーならクリストフルというほどの人気。ついにジュエリー専門のブティックをサンジェルマンにオープンした。28平米のとても小さなスペースの内装を手がけたのは、クリストフルのADもつとめる室内装飾家のステファン・パルマンティエ。シルバーの輝きが壁にほのかに感じられるシンプルな空間に、真鍮の鏡が温かみを添えている。

クリストフル初のジュエリーだけのブティック。

著名デザイナーたちがシルバーのピュアな美しさを生かしてデザインするクリストフルのリングやブレスレット。ヴァンドーム広場のジュエラーの仕事とは一線を画し、中でもきれいなカーブがシルバーにほどよいフェミニティをプラスする故アンドレ・プットマンによる925コレクションはメゾンの代表的存在となっている。ダイヤモンドのパヴェを施したピンクゴールドのリング、ブレスレット、ネックレスがこのブティックのために、スタジオ・プットマンによりデザインされ、コレクション925にプラスされた。

フール通りのブティックだけで買えるピンクゴールドとパヴェダイヤモンドの925。左からリング2,400ユーロ、ブレスレット1,050ユーロ、ネックレス1,200ユーロ。

Christofle
56, rue du Four
75006 Paris
Tel.01 43 25 94 54
営)10:30~19:00
休)日曜


具体的にこれというのではなく、何かぴんとくる面白いジュエリーに出合いたい......。そんな時に探し物にふさわしいブティックはジュエリーのコンセプトストアMad Lords(マッド・ローズ)。以前は中庭の建物内の二階にあり少々入りにくかったのだが、今秋、そこからすぐ近くの番地で中庭に面した広いスペースに移動した。200平米と余裕のあるスペースを活用し、今秋のファッションウィーク中にオープンニング・イベントを開催。ゲストに迎えられた今をときめくイットガールのキャロリーヌ・ヴリーランド(ダイアナ・ヴリーランドの曾孫)が、歌声を披露した。

マッド・ローズの店内。

左:サントノーレ通り316番地のドアをあけて入った中庭の奥、左手にあるブティック。右:キャロリーヌ・ヴリーランドの歌を聴きに、オープニングパーティに大勢が集まった。

マッド・ローズが扱うジュエリー・ブランドは世界各地からのセレクション。女性用もあれば男性用もあり、またユニセックスのジュエリーも。素材もスタイルもさまざま。スカーフ、ベルトなどの小物も扱い、またアート作品の展示販売も行っている。

左より、510ユーロ、Rusty Thought 660ユーロ、Vanessa de Jaegher 775ユーロ、Alberto Galinari 445ユーロ。

Touareg by Mad Lords 965ユーロ、Workhouse Jewelry 276ユーロ、M.Cohen 199ユーロより。

Mad Lords
316, rue Saint Honoré
75001 Paris
Tel.01 45 25 08 31
営)10:30~19:00
休)日曜
www.madlords.com

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