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本物思考に捧ぐ。“少量生産”にこだわる一流の海外フレグランスブランド6選

  • 2023.1.31

手間をかけて生み出された「少量生産」なフレグランスに熱視線!

フレグランス
出典:byBirth

合成香料の発達によってフレグランスの大量生産が可能になったものの、あえて時間をじっくりかけながら少量ずつ生み出された“本物”の香りを追い求める消費者たちが増加している昨今。

希少な天然香料から放たれる植物のエネルギッシュな息吹や、調香師たちが創り上げる独自の世界観をより身近に体感することができるだけではなく、大量生産のフレグランスとは違って地球環境に負荷をかけない持続可能なペースで製造できるのも魅力です。

原材料の調達から梱包の細部に至るまでこだわり抜かれた、少量生産だからこそ成立するハイグレードな仕上がりをぜひご体感ください。

“少量生産”にこだわる一流の海外フレグランスブランド6選

1. FIELE FRAGRANCES(フィエール・フレグランス)

調香師のLinda Sivrican(リンダ・シブリカン)によって2014年に創設された、ロサンゼルス発のヴィーガンフレグランスブランドFIELE FRAGRANCES(フィエール・フレグランス)。

一般的に多くのフレグランスに含まれている有害な化学成分を一切使用せず、世界各地に息づく希少な天然植物や樹脂から抽出した混じり気のない香料を軸に、調合から包装に至るまで全工程をひとつひとつ手作業で行っているのが大きな特徴です。

タイムレスな気品が漂うボトルデザインも印象的で、ひと吹きでネガティブな感情を払拭してくれる浄化作用や、素肌と一体化するような繊細な香り立ちは一度体感すると手放せなくなること間違いなし。

2. Kerzon(ケルゾン)

2013年に兄弟である2人が創設した、パリ発のフレグランスブランドKerzon(ケルゾン)。

「毎日の生活の中にある美しくきらめく瞬間」や「過ぎた時間の中にある愛しい思い出」をもとに数々の香り豊かなフレグランスを生み出し、調香からパッケージに至るまで全作業がフランス国内で行われています。

赤レンガの館に囲まれたパリ市内で最も歴史ある“ヴォージュ広場”や、古くから最高級住宅地として知られるパリの中心地“サン=ルイ島”などを着想源に調香された美しい香りの世界観にも定評あり。

美しい香りの世界観
出典:byBirth

3. Stora Skuggan(ストラ・スクガン)

調香師とデザイナーたちによって2015年に創設された、スウェーデン発のフレグランスブランドStora Skuggan(ストラ・スクガン)。

製作における全工程がストックホルムに構えるスタジオで一貫して手作業で行なわれ、神話や伝説などをもとに調香した使い手の好奇心を刺激するフレグランスを手掛けています。

スカンジナビアの現代アートを想起させる芸術性に富んだボトルデザインはSNS映えも抜群で、これまで“ありきたりな香り”では満足することができなかった方も制御不能な衝動に駆られるはず。

4. Mendittorosa(メンデットローザ)

映画業界出身のStefania Squeglia(ステファニア・スクエリア)によって“香りを通して魂に触れる”ことを目的に2013年に創設された、イタリア発のフレグランスブランドMendittorosa(メンデットローザ)。

ハイグレードな天然香料を惜しみなく使用しながら少量生産することにこだわり、「占星術」「夢」「心理学」など特異なテーマをもとに創り上げられた個性豊かな香りが、世界中のフレグランス愛好家たちから熱い称賛を浴びています。

視覚的に作品のコンセプトを具現化した芸術作品のようなボトルキャップは、イタリアの職人の手によって一点ずつ制作されているのだとか。

5. LE LABO(ル ラボ)

大量生産ではなく時間をかけて手作業でフレグランスを作り上げていくことをポリシーに掲げる、ニューヨーク発のスローパフュームブランドLE LABO(ル ラボ)。

選りすぐりの天然素材(大半が南仏グラース産)から丁寧に抽出した香料をもとに調香された感性を揺さぶる香りのコレクションが、年齢やジェンダーの垣根を越えて愛されています。

またフレグランスボトルのラベルには、製造日や最大23文字までのメッセージを印字するサービスが行われているため贈り物にも最適。

贈り物にも最適
出典:byBirth

6. Atelier des Ors(アトリエ・デ・ゾー)

葉巻業界でのキャリアをもつJean-Philippe(ジャン・フィリップ)が2015年に創設した、ドバイ発のフレグランスブランドAtelier des Ors(アトリエ・デ・ゾー)。

世界中から集められた最高級の天然素材を軸に、伝統的なノウハウを活かしながら一点一点長い時間をかけてフレグランスを制作しているのが特徴で、それぞれ古代都市やGustav Klimt(グスタフ・クリムト)の壁画作品などを着想源に調香されています。

詩的な旅へと誘ってくれるような芸術的な香り立ちはさることながら、揺らめきながら光り輝く“金箔”が内包された唯一無二のボトルも秀逸。

いかがでしたか?

大量生産では決して実現することができない贅を尽くしたフレグランスを、ぜひ皆さんも手に取ってみてください。

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