事務所移籍で期待されるパク・ボゴム「音楽への情熱と才能」とは?

昨年12月にBlossomエンターテインメントとの専属契約が終了した人気俳優パク・ボゴムが、「THEBLACKLABEL」へ移籍を決めた。

以前報じられたHYBE、YGエンターテインメント行きは誤報と判明したが、それらとかみ合う部分はある。3社とも俳優よりは音楽アーティストの養成・成長を得意とする事務所であることだ。

現にTHEBLACKLABELはYGエンターテインメントのメインプロデューサー、TEDDYが設立したYG傘下のマネジメント会社だ。所属アーティストにはBIGBANG出身のSOLをはじめ、元I.O.Iのチョン・ソミ、Zion.Tらがいる。

とある芸能界関係者は「パク・ボゴムは演技に引けを取らないほど音楽にも関心が高い。だから2つの分野で情熱を燃やせる事務所を選んだのでは」という意見を述べた。

実際に、世界的なK-POPブームに大きく貢献したTEDDYの会社でパク・ボゴムが繰り広げる才能は無限だ。

中学時代にスランプによって水泳選手を辞めたパク・ボゴムは、普段から音楽が好きで歌手を夢見たという。しかし、所属事務所からは俳優を薦められ、俳優としてデビューした。ただ、彼の音楽的才能は芸能活動の中で発揮され続けている。

ファンミーティングなどでピアノを弾きながら歌ったのはもちろん、出演ドラマ『雲が描いた月明り』の挿入歌も自ら歌った。彼は明知（ミョンジ）大学の映画ミュージカル学科を卒業後、祥明（サンミョン）大学・ニューメディア音楽学科大学院に進学するほど、音楽に対する夢を長らく育てている。

去る2020年、歌手イ・スンチョルのゲストとして音楽番組『ユ・ヒヨルのスケッチブック』に出演した際、番組のプロデューサー、ファン・ミンギュ氏は「演奏、ライブなどの話を聞いて、約1週間練習してくれた。短い準備期間にも完璧にやってくださった本当に感謝する。ユ・ヒヨルやイ・スンチョルが認めたように、情熱がある。音楽の勉強をしているだけに、これから（音楽で）ファンと触れ合うことがあるのではないかと思う」と伝えた。

パク・ボゴムの移籍は、THEBLACKLABELにとっても新しい挑戦だ。“大物級”俳優を迎え入れることで俳優マネジメントにも乗り出すのだ。お互いにとって新しいスタート、新しい挑戦となるパク・ボゴムとTHEBLACKLABELが「Win-Win」できるか、今後の行方に注目したい。

（記事提供＝OSEN）