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【京都本社】『ヒラギノフォント』生みの親☆世界トップシェア半導体関連大手「SCREEN」

  • 2023.2.1

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区堀川紫明通下がった場所にある京都に本社構える会社。世界トップシェアを誇る半導体製造装置メーカー。

スマホや家電に使用される半導体の製造装置メーカー

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上京区、堀川紫明通下がった場所。この日は前日降った雪も残り、市内全体が雪化粧の景色。

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そんな場所にあるこちら、京都に本社を構える『株式会社SCREEN(旧大日本スクリーン)』。1868年(明治元年)京都に創業した石版美術印刷会社「石田旭山印刷所」がルーツで、当初は主に印刷関連の会社として地元では知られる老舗企業。

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以前、別件の記事でも紹介しましたが、道路標識などで採用され全国的にも知られる『ヒラギノフォント』を開発した会社。フォント名にも使用されている『ヒラギノ』は実際京都に存在する地名『柊野(ひらぎの)』が語源になっています。

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さらにこちらは余談ですが、会社の一角には忠臣蔵・討ち入りで知られる赤穂義士にまつわる史跡『赤穂義士四十六士遺髪塔跡』の石碑があります。

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そんな会社に今回なぜ訪れたかというと、昔は印刷関連企業としてよく知られていた会社ですが、近年では主に半導体関連企業として世界的にも知られ、世界トップクラスの会社であることを、つい最近放映されたテレビ番組『NHKスペシャル半導体大競争時代』で知り、やってきました。

そもそも半導体って何?を思われる方多数だと思いますので、まずはざっくりとその説明から。

半導体は情報の記憶、数値計算や論理計算などの知的な情報処理機能を持ち、私たちの身近なところではスマートフォンやカメラ、電化製品や自動車の頭脳部分として中心的な役割を果たすもの。自覚はないまでも、生活の至る所で半導体が活用されています。つい最近驚いたのが、印刷プリンター用インクカートリッジに活用され、残量表示にも知らず知らずに半導体が機能。

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一時、半導体不足によりスマホや家電、自動車生産に影響を及ぼすなどニュースになっていました。以前は日本も半導体製造に置いて世界シェアを独占していましたが、近年では韓国や台湾がその上位にあり、日本の失墜をよくマスコミでも報道されたりしています。

だがしかしです。末端の半導体製造においては他国にシェアを奪われつつも、その大本である半導体製造装置においてはまだまだ日本のメーカーが世界的に優位で、特にその製造工程の中で30%を占める半導体洗浄工程では、SCREEN社の洗浄装置が世界トップクラスのシェアを誇り、海外企業との協業も多数。

番組では他、京都に本社があるロームも紹介され、それに加えて京都が世界有数の電子精密機器メーカーを輩出していることを誇らしく思い、それがあまりにも一般的に知られていないので、今回あえて自慢してみました(笑)

詳細情報

名称:SCREEN
場所:京都市上京区堀川通寺之内上る四丁目天神北町1−1
電話:075‐414‐7111
公式サイト:https://www.screen.co.jp/

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